宿泊業8件(前年比2件増)、飲食業81件(前年比4件減)
東京商工リサーチは2025年6月の「倒産月報」を2025 年7 月8 日に発表した。全国の企業倒産件数は848件(前年同月比3.41%増)、負債総額が1057億300 万円(同3.80%減)となった。
件数は、2カ月ぶりに前年同月を上回り、6 月としては2022 年から4 年連続で前年同月を上回った。また、3月から4カ月連続で800 件台で推移している。
負債総額は、4カ月連続で前年同月を下回った。6 月では3 年連続で1000億円台となった。負債10 億円以上が18 件(前年同月16 件)と前年同月を上回った一方、同50 億円以上は1 件(同3件)に減少。同1億円未満が657 件(前年同月比4.4%増)と全体の77.4%を占め、小・零細規模を中心に推移している。
6月の「人手不足」関連倒産は、求人難9 件(前年同月8 件)、人件費高騰10件( 同10 件)、従業員退職11 件(同9 件)で、合計30件(同27 件)。
「物価高」倒産は60件(前年同月45 件)で、年同月の1.3 倍に増加した。
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