宿泊業6件(前年比3件増)、飲食業56件(前年比18件減)
東京商工リサーチは2025年8月の「倒産月報」を2025 年9 月8 日に発表した。全国の企業倒産件数は805件(前年同月比11.34%増)、負債総額が1143億7300 万円(同12.82%増)となった。
件数は、3カ月連続で前年同月を上回った。8月に800 件台に乗せたのは、2013年の819件以来、12年ぶり。
負債総額は、6カ月ぶりに前年同月を上回った。8月に前年同月を上回ったのは3年ぶり。10億円以上が12件(前年同月比33.3%減)、100 億円以上も1件(同± 0.0%)にとどまったが、5億円以上10 億円未満が26 件(同73.3%増)に増え、負債を押し上げた。なお、1億円未満は612件(同11.2%増)で全体の76.0%を占め、小規模倒産を中心に推移している。
6月の「人手不足」関連倒産は、求人難7 件(前年同月10 件)、人件費高騰12件(同4 件)、従業員退職4 件(同2 件)の合計23 件(同16 件)発生。8月では初めて20 件台に乗せた。
「物価高」倒産は55件(前年同月48 件)で、3カ月連続で前年同月を上回った。
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