宿泊業4件(前年比2件増)、飲食業91件(前年比12件増)
東京商工リサーチは2025 年9 月の「倒産月報」を2025 年10月8日に発表した。全国の企業倒産件数は873 件(前年同月比8.1%増)、負債総額が1124億7000 万円(同15.2%減)となった。件数は、4 カ月連続で前年同月を上回り、7 月の961 件に次いで、今年2番目の高水準になった。9月では2022年から4年連続で前年同月を上回り、2年連続800 件台に乗せた。負債総額は、2 カ月ぶりに前年同月を下回り、9 月としては2 年連続で前年を下回った。負債1 億円以上5億円未満が176 件(前年同月比17.3%増)、同5億円以上10 億円未満が21件(同23.5%増)と増加したが、10 億円以上が18件(前年同月24 件)と減少し、大型倒産の一服で負債を押し下げた。
9 月の「人手不足」関連倒産は、求人難13 件(前年同月9 件)、人件費高騰14 件(同8 件)、従業員退職19 件( 同5 件)の合計46 件(同22 件)。
2013年の調査開始以来、2025 年7 月の44 件を超え、月間最多を記録した。
「物価高」倒産は76件(前年同月44 件)で、4 カ月連続で前年同月を上回った。
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