小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京都渋谷区)はこのほど、2026年秋から1年間以上の期間をかけて着手するリニューアル計画の概要を発表した。
1998年の開業当時のコンセプトである「シンプル&モダン」を踏襲し、22~35階の客室フロア、21階の宴会場フロア、20階のフロント・ロビー・レストラン・ラウンジを刷新する。
同ホテルのインバウンド率は約9割を占め、レジャー需要のゲストが増加傾向にあるなか、多様化するニーズに対応すべく改装を実施。改装設計は大成建設・乃村工藝社設計共同体が手掛け、施工は大成建設が担う。
改装期間について客室は2026年10月~2028年春、宴会場フロアは2027年4月~2028年春、レストラン・ラウンジは2027年4月~同年秋に改装し先行オープン。客室含む他施設は同ホテルの30周年に併せて2028年春にグランドオープンをすることとなる。
客室は水回りを含めて全室一新し、既存のユニットバスの仕様からそれぞれを独立させるつくりに転換。内装は都会的で洗練されたシンプルなデザインを追求しつつ、インバウンド向けにゆとりのあるスペースを確保すべく置き型の家具を最小限に配置する方針。加えて、窓は遮断・断熱性能を強化し、天井に空気清浄機を組み込むなど快適性を高める。
既存の全375室からエグゼクティブタイプの客室を転用し2室増室して全377室にし、アクセシブルルームを4室新設する。
フロント・ロビーではスーツケースなどの手荷物の収納用にバックヤードのスペースを拡充させ、チェックインの時間短縮へつなげる姿勢。
このほか、ラウンジは客席スペースを拡充させて座席数を増席し、レストランは客席レイアウトを刷新する計画である。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp




