「F&Bマスターズ2026」6部門の優勝者とヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区 代表 ジョセフ・カイララ氏(写真中央)
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区による料飲コンテスト「F&Bマスターズ 2026」日本・韓国・ミクロネシア地区決勝大会が、2026年2月3日(火)から5日(木)までの3日間、ヒルトン広島で開催された。2015年にスタートした本大会は、今回で10周年を迎える。地区内32ホテルから選抜された138名のファイナリストが出場し、過去最大規模での実施となった。
F&Bマスターズは、料理人、バーテンダー、バリスタ、ペストリーシェフなど料飲部門に限らず、ヒルトン各ホテルの現場で活躍するチームメンバーの才能を発掘することを目的としたコンテスト。普段の業務で培った技術や知識、創造性を競い合う場として定着し、同地区における料飲部門の人材育成を支える取り組みとして位置づけられている。
6部門で技術と創造性を競う 実践型コンテスト
競技は「料理部門」「菓子部門」「バー部門」「バリスタ部門」「ソムリエ部門」「フォト部門」の全6部門で実施。実務に即した課題とプレゼンテーション審査を通じて総合的に評価される。審査は外部審査員を含む専門家が担当。味・技術・独創性に加え、ストーリー性や再現性、提供価値といった観点も重視され、単なる技術競争ではなく「ゲスト体験につながるF&B提案力」が問われる内容となっているのが特徴だ。
2026年の大会テーマは「Let Taste & Talent Shine(味覚と才能を輝かせよう)」。F&Bをヒルトンのブランド体験の中核と位置づけ、個々のチームメンバーの才能を可視化し、次世代のリーダー育成につなげる狙いが込められている。本大会の優勝作品は、優勝者の所属ホテルにて期間限定での販売が予定されている。
各部門優勝者のコメント
大会最終日にあたる2月5日、各部門のファイナリストの中から優勝者が盛大に発表された。以下、各部門の優勝者をコメントとともに紹介する。
●「料理部門」ウォルドーフ・アストリア大阪 金子大輔氏
率直にとても嬉しく、同時に大きな安心感もあります。日本初進出となるウォルドーフ・アストリア大阪の代表として結果を出すことを大前提に臨み、評価をいただけたことを大変光栄に思います。審査員から「飛びぬけていた」とのお言葉を頂戴し、大きな自信につながりました。限られた食材と時間で自分らしさと料理のストーリーを表現することを意識し、日本の四季を感じていただける一皿を目指しました。今後は世界を目指して挑戦している仲間の背中を追いかけながら、さらに成長していきたいです。



●「菓子部門」ダブルツリーbyヒルトン・ソウル・パンギョ ソジュン・リュウ氏
10周年という節目を迎えた今回の大会において、韓国のチームメンバーの入賞が少ない中で優勝できたことを、大変光栄に思います。本大会に向けて、日本各地のデザートについて幅広く研究を重ね、チームとともに何度もブレインストーミングを行ってきました。この経験を糧に、今後はホスピタリティ業界でペストリーシェフを目指し、さらに努力を重ねてまいります。



●「バー部門」キャノピーbyヒルトン大阪梅田 鈴木幹人氏
バーテンダー約6年目にして、今回が初めて審査員を前に臨む大会でした。緊張だけでなく、楽しもうと心に決めて挑み、優勝できたことを大変うれしく思います。この道に向いているのか、成長できているのかと不安になる日々もありました。それでも、積み重ねてきた時間と自分を信じ、チームメンバーの支えもあり、ここまで来ることができました。この優勝を通過点とし、さらなる高みを目指し、挑戦を続けていきます。



●「バリスタ部門」コンラッド東京 ティハ・チョウ氏
2年前にコンラッド東京に入社し、初めてコーヒーに携わりました。尊敬する先輩方に支えられながら学び、1年前にメインバーに立ってからは、忙しい時でもお客様に喜んでいただくことを大切にコーヒーを提供してきました。今回このような賞をいただけたのは、挑戦できる環境を用意してくれたセリーズチームと、日頃から支えてくれるチームメンバーのおかげです。感謝の気持ちを胸に、これからも学び続けていきます。



●「ソムリエ部門」コンラッド東京 浦崎隆宏氏
私にとって2回目のF&Bマスターズ決勝大会となりました。前回は2位という悔しい結果でしたので、今回優勝できたことを大変うれしく思います。本大会に臨むにあたり、私の大切なF&Bチームが、それぞれの時間を割いてサポートしてくれました。周囲への感謝の気持ちを忘れず、これからもワインの魅力をより多くの方にお伝えできるよう、精進してまいります。


●「フォト部門」ヒルトン大阪 加藤智美氏
今回の大会を通じて、ヒルトンのブランドにおける料飲の在り方や、その魅力をどのようにお客様へお届けしていくべきかを、改めて見つめ直す機会となりました。今後も料飲の取り組みを通じて、ヒルトンならではの価値を発信し、お客様の心に残る体験をお届けできるよう努めてまいります。このような大きな舞台で賞をいただけましたこと、心より御礼申し上げます。


※フォト部門では、ホテル内のF&Bをテーマにスマートフォンで撮影し、140字以内のキャプションとともにInstagramへ投稿する。7分間のプレゼンを実施し、写真の印象や技術力、ストーリーテリング力などが審査される。




