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東急ホテルズが日本企業ホテルチェーン初、GHA加盟

2027年4月よりTOKYU HOTELS DISCOVERYとして開始、国際的な認知度・集客力・収益性の向上を目指す

2026年03月11日(水)
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「Global Hotel Alliance(以下、GHA)」に加盟(調印)
「Global Hotel Alliance(以下、GHA)」に加盟(調印)


 東急ホテルズ&リゾーツは、独立系ホテルブランドアライアンス「Global Hotel Alliance(以下、GHA)」に加盟(調印)したことを2026年3月4日発表した。日本企業によるホテルチェーンでは初の加盟となる。本加盟を機に、各ブランドの独立性を維持しつつ、国際的な競争力を強化および持続的な成長を目指すとしている。 ​
 GHAは100カ国、50ブランド、950以上のホテルネットワークを有し、3,400万人以上の会員を持つロイヤルティプログラム「GHA DISCOVERY」を展開。GHA加盟により、東急ホテルズは顧客基盤の地理的拡大、収益改善のほか、保有する東急ホテルズ コンフォートメンバーズ(約110万人)に対する満足度向上を目指すとしている。2027年4月からは、新たなロイヤルティプログラム「TOKYU HOTELS DISCOVERY(東急ホテルズ ディスカバリー)」を開始。既存会員(東急ホテルズ コンフォートメンバーズ ※1)を統合することで、会員は世界中のGHA加盟ホテルで特典を利用できるほか、リワード通貨「ディスカバリー ドル(D$)」を獲得・使用できるという。 ​
 TOKYU HOTELS DISCOVERYとしてのブランド開始時期は2027年からで、4月にザ・キャピトルホテル 東急、東急ホテル、エクセルホテル東急、STREAM HOTEL、9月より東急リゾートホテル(白馬東急ホテル、宮古島東急ホテル&リゾーツなど) 、東急REIホテル、ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、STORYLINEを予定している。なお、パン パシフィック ホテルズ グループのロイヤルティプログラム「Pan Pacific DISCOVERY」対象(※2)のBELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel、HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel、THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel、および東急バケーションズ、パートナーホテルは、共にTOKYU HOTELS DISCOVERYの非対象ホテルとなる。
 
 同社取締役社長 武井 隆氏によると、「2024年度時点の宿泊収入でみると、チェーン全体でインバウンドは53%。渋谷に至っては82%、新宿は93%を占める。エリア別では東アジア46.5%、北米19.6%、欧州14.0%。また、GHAのGHA DISCOVERYメンバー構成比によると、欧州1,150万人、アジア太平洋(日・中以外の東アジアと東南・南アジア)420万人、北米220万人となっており、弊社が拡充していきたい顧客エリアと合致している。この度の加盟で期待することは①地理的ポートフォリオの分散・拡充、②グローバル強化による利益成長の加速、③既存会員(※1)の満足度向上が実現できると考えている」。
 Global Hotel Alliance 最高経営責任者 クリストファー・ハートリー氏は、「近年の旅行人口の増加、特に日本への渡航を希望する人が世界中で増えている。今回の締結により、GHAのメンバーにとって日本の企業が運営するホテルに宿泊できる可能性が拡大するだけでなく、まだマイナーな日本の魅力的なエリアを見つける機会に恵まれることになる」と、重要な節目であると強調した。
 なお東急ホテルズ&リゾーツは、2004年にパン パシフィックホテルズ設立メンバーとしてGHAへの加盟に関わった縁もあり、GHAとしては「日本の独立チェーンである東急ホテルズ&リゾーツの加盟を切望した」という。
 

東急ホテルズ&リゾーツ 取締役社長 武井 隆氏
東急ホテルズ&リゾーツ 取締役社長 武井 隆氏
Global Hotel Alliance 最高経営責任者 クリストファー・ハートリー氏
Global Hotel Alliance 最高経営責任者 クリストファー・ハートリー氏

 
 武井氏によると、加盟条件としてシステムの共通化が必須であり、予約システムは全施設オペラに変更することから開始時期が2027年4月もしくは9月になる。完了後「東急ホテルズ コンフォートメンバーズ」は、「TOKYU HOTELS DISCOVERY」に統合・変更となる。また、現在のOTAが主流の宿泊予約状況をかんがみ、「今回の加盟により送客手数料の大幅な削減が見込める。できるコスト削減を遂げながら、世界を見据えた営業戦略を実現できると考えている」と話している。
 なお、クリストファー・ハートリー氏によるとGHAの加盟基準は、アップスケール以上ラグジュアリーの独立系ホテル。その基準はシビアで、容易に加盟はできないとしている。また個人的には「日本に旅行で訪れた際に、グローバルホテルチェーンよりむしろ日本企業の施設に泊まりたいと思う人が増えるはず。訪れた国の文化に触れることが旅行の重要な目的になりつつあるからだ」。この度の加盟によりメンバー(東急ホテルズ&リゾーツの約110万人分)が増えるだけでなく、GHAメンバーにとって日本に訪れる際の選択肢が広域(北海道~沖縄まで)であることは大変優位性が高いという点も、決定打となったようだ。

「TOKYU HOTELS DISCOVERY」
2027年4月より、ザ・キャピトルホテル 東急、東急ホテル、エクセルホテル東急、STREAM HOTELブランド店舗を開始。9月には、東急リゾートホテル、東急REIホテル、ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、STORYLINEブランド店舗が始動。


https://www.tokyuhotels.co.jp/index.html
https://www.globalhotelalliance.com/

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