今回は千葉県内房の中心都市である木更津市を取り上げる。東京湾アクアラインの千葉県側の玄関口であり、神奈川県や東京都との結びつきが強い。そのためさまざまな施設が開発されている。以下に木更津市と千葉県内房~房総南部主要都市のマーケットと地域別観光マーケットをみていこう。千葉県のマクロマーケットは千葉市編、千葉県北西部のマーケットは船橋市編を参照いただきたい。
文殊リサーチワークス
1.マーケットポテンシャル
木更津市の人口は13 万6,303人(2023年1月1日現在)で、千葉県の人口のシェア2.2% を占めている。その他の内房~房総南部主要都市を見ると、千葉県に隣接している市原市が27万85人で地域内でも最も多い人口を有しており、この2市が地域において人口10万人以上を有する中心都市になっている。(図表1)
過去5年間の増加率(23年/18年)を見ると、木更津市は0.8% の増加となっている。その他の内房~房総南部主要都市では、袖ケ浦市が4.4% と、地域内で最も大きい増加率で、木更津市と袖ケ浦市以外の都市は全てマイナストレンドになっており、南部に向かうほど減少幅が大きくなっていることがわかる。木更津市の年齢構造は、若年人口比率17.8%、適齢期人口比率21.1% で、若年人口比率、適齢期人口比率ともに全国値(16.7%、20.9%)を上回っている。その他の内房~房総南部主要都市では、袖ケ浦市が若年人口比率18.3%、適齢期人口比率21.6% で、ともに地域内で最も高くなっている。袖ケ浦市は東京湾アクアライン千葉県口に近く、産業も発達し、子育て支援に手厚いことから、若い世代が流入してきている。木更津市と袖ケ浦市の2 市に若いマーケットが多い。それ以外の都市では市原市が若年人口比率、適齢期人口比率ともに全国レベルをやや下回るレベルである。
高齢者(65歳以上)人口比率は木更津市で28.0% であり、全国値(28.7%)をやや下回っている。その他の内房~房総南部主要都市では、袖ケ浦市が全国レベルを大きく下回っており、高齢化が比較的緩やかである。地域の中でも南部の高齢者比率が非常に高く、南房総市で47.2%、館山市で41.3% となっている。(図表2)
将来推計人口を見ると、木更津市は2030 年頃まで増加傾向にあり、2050 年ごろには2020 年ベースから98% 程度になると推計され、将来的に人口規模の大きな減少は起きないと推計されている。その他の内房~房総南部主要都市では、袖ケ浦市は木更津市と同じく2030 年ごろまで増加傾向を維持すると見られる。それ以外の都市は全て減少フェーズに移行しており、2050 年ごろには2020 年ベースの50 ~ 70% 程度になると見られ、特に南部の都市での減少スピードが速くなっている。(図表3)
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2026年3月号 観光・ブライダルマーケットエリアデータファイル《木更津市編》
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【月刊HOTERES 2026年03月号】
2026年03月16日(月)




