㈱ひらまつ(代表取締役社長CEO 三須和泰氏)は、2025年1月14日に公表した「中期経営計画2030」において、初年度の業績が想定を上回ったことから、2年目以降の3カ年計画(2026年度〜28年度)の数値目標を上方修正することを決定。2026年2月26日の会見で発表した。
2025年度の売上高は約93億円で、2026年度には約97億円を見込んでいる。営業利益も増加傾向で6年間の売上高は約134億円、営業利益は約62億円だった。主力のレストランとブライダル事業が想定以上に推移したことから、45.6億円の総投資計画のもと、新規出店やリニューアル投資を前倒しで進められたとしている。具体的には、2026 年2月 21 日開業の「HRMT STAGE」(東京・恵比寿)を皮切りに、新規出店および既存店舗のリニューアルの展開。また、新たな事業戦略については、コロナ禍を経て、財務基盤の安定化と成長投資の再開を進めるとしており、そのためには、人財投資、自社ブランド再構築、海外展開(台湾ほか、香港やタイなど東アジアへの出店計画)、M&A、新業態展開を柱に、持続的な企業価値向上を目指すとしている。
㈱ひらまつ代表取締役社長CEO 三須和泰氏
三須社長によると、近年は料理人およびサービス人を目指す層が減少しており、人材の維持確保が大きな課題という。そこで、「多様な人財の育成と働き方改革を推進し、個性と能力を最大限に生かすキャリアパスを整備。さらに“守破離”の成長段階を導入し、評価・報酬制度の見直しとキャリア選択支援を進めている」。
加えて、事業の拡大を視野に、コアブランドのイノベーションとフラッグシップ店の展開を推進。「改めて“ひらまつ”のブランド自体の再構築と新業態を開発することで、収益およびブランド価値を向上させたい」。2028年までにさまざまな業態で9店舗の新規出店を計画しているほか、株主還元や配当方針についても「配当性向30%を基本とし、2026年度に配当再開を前倒ししたほか、株主優待の電子化や長期保有者への還元も検討している」。
※ひらまつ 代表取締役社長CEO 三須和泰氏への関連インタビューは、『月刊ホテレス』3月に掲載






