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親湯温泉 障害のあるゲストなどへの接遇力向上を目指し、社員研修実施

親湯温泉 障害のあるゲストなどへの接遇力向上を目指し、社員研修実施

【月刊HOTERES 2021年08月号】
2021年08月25日(水)
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 長野県で 3店舗の旅館を経営する合資会社親湯温泉(本社・長野県茅野市)は 7月21日、(一社)ケアフィット推進機構による認定制度「旅のユニバーサルデザインアドバイザー」の資格を取得した。
 
 同制度は高齢者や障害のある人への理解と接遇など、ユニバーサルデザインと旅との関連性を学ぶ資格。同社は近年、年齢や障害の有無に関わらず利用しやすい宿泊施設として、さまざまな取り組みに力を注いできた。昨今のユニバーサルデザインに対するニーズの高まりと、スタッフのさらなる理解とサービス向上を目的に、同制度の講習および認定取得を目指した。
  
 認定に際し、専用公式テキストにて自己学習ののち、障害の社会モデルや合理的配慮の理解などを学ぶ「座学講習」、簡単な手話や視覚障害のある人への手引きなどを学ぶ「実技講習」、「修了筆記試験」の過程を経て取得となる。
 なお、講習は休館した同社施設にて実施した。
 
 同社は社員数 1/4にあたる 28人が同制度を受講し、資格取得へとつなげた。今後、残りの社員も受講する姿勢である。認定を受けた同社スタッフは「障害のある方でもお手伝いが必要なときと、必要ではないときがあると分かったので、勝手な決めつけをせずにご本人の気持ちを尊重した接し方をしていきたい」とコメントしている。

 

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