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データファイル 日本フードサービス協会

2015 年9 月の外食産業市場動向 売り上げは3カ月連続で前年を上回る

【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月27日(金)
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 日本フードサービス協会(JF)による2015 年9 月の外食産業市場動向調査がまとまった。
 9 月は、前線や低気圧による低気温、台風による関東・東北豪雨などで前半の外食需要は振るわなかったが、下旬は最長で5 連休のシルバーウィークがおおむね好天となり需要を取り戻した。また、引き続きファミリーレストラン(FR)業態などが堅調に推移していることから、外食全体の売り上げは101.6%と3カ月連続で前年を上回った。

業態別ではファストフード(FF)業態の全体売り上げは100.3%と前年を若干上回った。「洋風」は、新メニューや季節限定メニューを打ち出すも雨天の影響をカバーしきれず、売り上げは97.4%となった。「和風」は、新メニューやクーポンが奏功し、売り上げは106.4%となった。「麺類」も、夏季からのメニューが引き続き堅調で104.2%の売り上げとなった。「持ち帰り米飯・回転ずし」は、店舗数減少により全体売り上げは前年を若干下回った。「その他」は、8 月下旬からの低温によりアイスクリームが不振であったが、カレーは堅調に推移した。
 
 ファミリーレストラン業態については、前半は天候不順により苦戦したものの、全体売り上げは好調を維持し、前年比104.0%と29 カ月連続して前年を上回った。業種別には、「洋風」、「和風」、「焼き肉」は売り上げ、客数、客単価すべてが前年を上回った。特に「焼き肉」はシルバーウィークにおける家族連れの増加により好調に推移している。
 
 パブ・居酒屋業態については「パブ・ビアホール」が、前半は天候不順の影響を受けたが、後半はイベントやキャンペーンが奏功し、売り上げは前年を上回った。「居酒屋」は、店舗削減と客数減が続き、売り上げは対前年比マイナスが続いている。
 
 ディナーレストラン業態については、引き続き繁華街立地の大型の店などが好調で、客数、客単価が上昇し、売り上げは前年比108.2%となった。
 
 喫茶業態に関しては、前半の天候不順が客足に影響したが、連休が天候に恵まれ、秋のキャンペーンメニューの投入などにより、売り上げは前年を上回った。

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