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2024年5月13日(月)14日(火)開催予定「WiT Japan & North Asia 2024」

2024年5月13日(月)14日(火)開催予定「WiT Japan & North Asia 2024」

2024年03月06日(水)
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コロナ禍を経て昨年4年ぶりの開催となった旅行テックの国際会議「WiT Japan&North Asia」が、本年は2024年5月13日14日に開催される。そこで今回、WiT創立者のSiew Hoon Yeoh氏(Web in Travel ファウンダー)と、実行委員長の柴田啓氏(ベンチャーリパブリック(トラベルjp/Trip101)代表取締役社長CEO、副実行委員長の浅生亜也氏(サヴィーコレクティブ代表取締役CEO)へ、WiT2024のみどころについて聞いた。

 

──まずは、「WiT、WiT Japan & NorthAsia」について教えてください。どのような国際会議でしょうか。

 「WiT- Web In Travel (https://www.webintravel.com/)」は2005年にシンガポールにてSiew Hoon Yeohが創設した旅行・観光業界に特化したアジア太平洋地域最大級のメディアおよび国際カンファレンスです。シグネチャーイベントである「WiT Singapore」は業界のリーダー、先駆者が毎年数百名規模で集まり「旅行・観光×テクノロジー」を主要な切り口として、世界の旅行・観光産業の未来について3日間にわたり議論し、交流するアジア太平洋地域最大級の業界カンファレンスとなっています。
 
 そして、「WiT Japan & North Asia」はWiTカンファレンスの日本および東アジア版として、東日本大震災の復興を願う中、2012年に創設されました。トラベルjp, Trip101を傘下に持つベンチャーリパブリック代表の柴田啓、そしてホテル事業会社で創設当時はアゴーラ・ホスピタリティーズ、現在はサヴィーコレクティブ代表の浅生亜也の3者共同運営により、日本、台湾、韓国、中国や東アジア地域を中心とした旅行・観光産業のリーダーが東京に集まり、業界の未来について議論し、交流する場となっています。来場者の規模は350〜650人となっており、WiTのシグネチャーイベントである「WiT Singapore」と同規模の参加者が集まっています。
  
 今回も、国内外のOTA(オンライントラベル宿泊(ホテル、旅館、民泊など)、航空、レンタカー、タクシー、鉄道、ローカルアクティビティなど幅広い旅行・観光関連分野における主要企業、ベンチャー企業のトップリーダーたちをスピーカーやパネリストに迎え、日本・北アジアと世界の他の地域との橋渡しとなり、そして世界最大の旅行市場の一つである日本・北アジアにおける最新のイノベーションとトレンド、旅行・観光に関するテクノロジー、流通、マーケティングの最新のイノベーションやトレンドなどを発掘、共有しています。(柴田)
   
──今回のWiT Japan & North Asia 2024も開催概要とテーマについて教えてください。
   
 本年は、2024年5月13日(月)14日(火)Westin Tokyoにて「Human Revolution」をテーマに開催します。AIに代表されるテクノロジーの進化が急速かつ急激に進む中、「Human–人」を中心に据えたイノベーションやアプローチがテクノロジーの進化と相まってどう旅行・観光の未来をつくるか? AI、DX、オートメーション、ユーザーエクスペリエンス、ダイバーシティ&インクルージョン、持続可能で責任ある観光の世界などが今年のキーワードです。(柴田)

 

──読者であるホテル業界関係者(所有・経営・運営)へ見どころ、聞いてほしいセッションなど、おすすめを伺います。

 WiTの魅力はまず3つあります。一つ目は圧倒的にカスタマーセントリックで議論が進行すること。二つ目は旅行観光の関連事業者だけでなく、取り巻く業界、スタートアップ、そして将来参入してくるであろうテクノロジーに関係する事業者を迎えての情報共有がなされること。三つ目は国内外から集まるトップリーダーたちの間で常に次の時代を示すトピックや議論が活発に交わされることにあります。特に今年は、AI元年と捉えられる象徴的な年になると思われます。OTA、ホスピタリティー事業者、ローカルアクティビティ事業者、エアライン等、各社がとらえる次の時代とその取り組みについて、用意された数々のセッションでトップマネジメントが登壇します。(浅生)

 なぜ"HUMAN REVOLUTION "なのか?と聞かれますが、それは本物か偽物か、人間かAIか、その境界線がますます曖昧になる時代に生きているからだと考えます。特に旅行業は人間的な産業であり、巷で言われているようなロボットやアバターが私たちの間を旅する日が来るまでにはまだ時間を要します。AIの出現とその急速な発展は、それを使う責任と同等に多くの可能性を示しています。AIは、旅行を含むあらゆる産業において多くの仕事を置換することになります。たとえば企画、カスタマーサービス、収益管理、デジタルマーケティング、コンテンツ制作など、トラベル業界の多くを変革させることでしょう。

 WiT Japan & North Asiaでは、このようなトピックを取り上げ、私たち旅行業界がどのように人間の資質と技術の粋を融合させ、お客さまにより良い旅行体験を提供できるかを探求します。(Yeoh)

──最後にアフターコロナの旅行テックのグローバル、国内での展望や期待について教えてください。

 パンデミックを機に旅行産業のデジタル化は急速に進みました。今後は業界内にてAIなどの先端テクノロジーの発達、活用が大きく進み、市場ではテクノロジーの活用が遅れるプレイヤーの淘汰、業界の再編が大きく進むと思われます。


WiT Japan & North Asia 2024
日時:2024年5月13日13:00開会・14日終日
場所:ウェスティンホテル東京 宴会場ギャラクシー
チケット:https://eventregist.com/e/wit_jana2024

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