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レポート インターナショナル シェフズ デイ×ネスレ ヘルシーキッズプログラム

全日本司厨士協会とネスレのコラボが心と体に伝わる「食育」の形を実現 [International Chefs Day 2015 特別講演会・体験授業]

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月22日(金)
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ネスレ日本㈱は2015 年11 月12 日、内閣府認定公益社団法人 全日本司厨士協会(AJCA = All Japan Chefs Association)が毎年行なっている「インターナショナル シェフズ デイ」のイベントをサポートする活動を実施した。荒川区立汐入東小学校の5年生の授業の中で、坂井宏行シェフをはじめとする実力派シェフの面々が、講演と料理のデモンストレーションを通じて子どもたちに食の大切さを教える内容となった。

屋上広場で行なわれた特別講演会でお話する長谷川かほる校長。「5年生の皆さんは今日の特別授業を楽しみにしていたと思いますが、実は校長先生もとても楽しみにしていました。校長室でシェフとお話してきたのですが、どきどきしました。一流を極めた方々はオーラが出ています」という言葉に、子どもたちの期待感が高まった

「自分のからだづくり」をテーマに
栄養と健康の問題にアプローチ
 
 ネスレグループでは「共通価値の創造(Creating Shared Value)」を、経営戦略に置いている。「共通価値の創造」とは、企業が長期的に社会の一員として存在し、成長していくためには、経済的な価値にとどまらず、社会にとっての価値を創造することが不可欠であるという考え方。一般的なCSRや慈善活動を超えて、本業を通じて社会の問題を解決することによってこそ、社会にとっての価値を創造することができるというコンセプトで取り組みを推進している。
 
 ネスレグループがグローバル展開している「ネスレ ヘルシーキッズプログラム」も、そのコンセプトに基づいている。世界中の子どもたちの栄養や健康に貢献することを目指し、栄養と運動を組み合わせて提供されるプログラムで、2014年末現在で73 カ国において導入されている。日本では2011 年からプログラムが開始され、これまでに累計で延べ約5000 校の小学校で、約85 万人の児童に教材を提供している。
 
 提供するプログラムは、子どもたちを取り巻く環境、情勢に合わせて国ごとに変えている。日本におけるテーマは、「自分のからだは自分でつくる」。食べることや動くことへの関心が低い日本の子どもたちが抱える問題の解決に向けたプログラムとして、全国の各地域から上がってくる課題に応える形で進化を続けている。
 
 子どもたちがのびのびと遊ぶことのできる場所が減少した社会を背景に、室内において少人数でできる運動プログラムの開発なども行なってきた。基本的に栄養と運動に関する内容の教材を小学校に配布し、先生方の判断で授業の中で自由に取り入れてもらう形で活用されている。

宇都宮久俊氏は「もしも皆さんの中に『将来は料理人になりたい』という人がいたら、先生に相談してみてください。私たちもできる限り協力します。そしていつもお母さんに作ってもらっている料理ほど素晴らしい料理はありません。これからも感謝しながら食べてほしいと思います」と語った

「健康でなければ、さまざまなチャンスが訪れてもつかむことができません。食べ物の好き嫌いがある人はけっこういますが、健康のためには何でも食べるようにしましょう。好き嫌いを克服することも、食育の一つです」と子どもたちに語りかける坂井宏行氏

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