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データファイル コミュニケーション科学研究所 

全国縦断マーケット調査 岡山県

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月05日(金)
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人気が高い倉敷美観地区
 岡山県の観光入込数は、年間2300 万人で推移している。観光客の消費額は1300 億円との調査結果が出ている。日銀岡山支店が平成25 年に行った経済調査によると、岡山県観光客のもたらす経済効果は4650 億円で3 万6000 人の雇用をもたらすと推計されている。岡山観光の中で人気が高いのは倉敷美観地区と、ゆったりした高原とスキーが楽しめる蒜山高原(ひるぜん)と夏の海水浴でにぎわう玉野・渋川地区がベストスリーで、いずれも年間200 万人を超える。倉敷美観地区は、江戸時代初期の寛永19 年(1642 年)江戸幕府の天領に定められた際に倉敷代官所が設けられ物資の集散地として発展した。倉敷川の畔から街道一帯に白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並び天領時代の町並みをよく残しており人気を博している。
 
一人当たり工業出荷額全国第7
 当県の面積は7114.6㎢で、全国17 位。宮城県より小さく、高知県より大きい。人口は191.9 万人で全国21 位。福島県より小さく、三重県より大きい。年齢構成比を見ると14歳以下の幼年人口は13.5%、15-64 歳の生産年齢人口は58.7%、65 歳以上の老年人口は27.9%となっており、全国平均と比べると、高齢化率はやや高い。県民分配所得は5.2兆円で全国21 位で三重県より小さく福島県より大きい。一人当たり所得は270.5 万円で全国25 位で岐阜県よりやや高い。産業別構成比を見ると第1 次産業は1.1%、第2 次産業は29.1%、第3 次産業は69.1%で第2 次産業比率がやや高い。一人当たり工業出荷額は396.6 万円で、全国第7 位で平均にくらべて1.7 倍と大きい。
 
ホテル客室数はやや伸びている
 飲食店数は14 年で7468 店。内訳を見ると食堂レストランが689 店で9.2%。専門料理店が2023 店で27.1%を占める。その中で多いのは、日本料理店の575 店で7.7%を占める。次いで中華料理店が多く566 店で7.6%となっている。そのほか、そば・うどん店が391 店(5. 2%)、すし店が248 店(3. 3%)となっている。また、遊興飲食店、バー・キャバレー・ナイトクラブは1207 店(16.2%)、酒場ビヤホールが1100 店(14.7%)と両者で30.9%を占めている。以上のほか、喫茶店は1171店(15. 7%)、バーガーなど、その他の飲食店は593 店(7. 9%)、09 年調査から飲食店から分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は983 店ある。ホテル数は13 年で167 軒、客室数は1万3073 室で90 年からの伸び率をみるとホテル数は全国の82.3%に対して79.6%と平均を下回っている、客室数は全国の105.1%に対して当県は120.5%と全国平均をやや上回っている。
 
 
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