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HOTERES EYE スパニッシュ ダイニング Rico

食材にこだわった本物のスペイン料理を気軽に味わえる価格設定で提供!

【月刊HOTERES 2015年05月号】
2015年05月21日(木)
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LIBRO(リブロ=スペイン語で“本”)に見立てた「イベリコ豚ロースのLIBRO」。中身はモレツァレラチーズと生ハム

 ㈱グリーンハウスフーズは昨年12 月より、西新宿・高層ビルエリアにある新宿三井ビル地下1 階で「スパニッシュ ダイニング Rico」を経営する。地下1階とは言っても店舗前は屋外広場の形状になっており、ガラス窓から自然光が差し込む同店にも地下街店の印象はない。110 席を誇る店内はエリアごとにスペインの街並みを意識したテーマが定められ、内装やインテリアで具現化されている。料理はスペイン人シェフ監修の下、本場の食材・調理法で作った本格派メニューにさらに手を加え、日本人好みに整えた。柱となる食材はスペイン西部のみに生息する“ イベリコ豚”の肉。ちなみに本店舗以外で“100%純血種のハモン・イベリコ(生ハム)” を扱える店は、日本国内には無い。それを手軽な価格で提供できるのは、とんかつ「新宿さぼてん」の運営などで独自の仕入れルートを開拓している㈱グリーンハウスフーズならではである。
 西新宿という街の特徴である、曜日・時間帯による客層の大きな変化にも考慮した。平日はランチ、カフェ、ディナーそれぞれの時間帯ごとに音楽や照明を変える演出をほどこす。観光客やファミリー層が中心となる土・日・祝日には、20 種類のスペイン料理が並ぶ「タパスブッフェ」で、大人から子供までを大いに堪能させる。
(取材・本誌 岩﨑友昭)

魚介のだしとトマトのうまみが効いた「バルセロナ風 シーフードパエリア」。殻ごと食べられるソフトシェルシュリンプ入り
40 分かけてやわらかに蒸し上げた「イベリコ豚バラ肉の塩窯焼き」
110 席を誇る大型店舗。オープン時は大規模な宣伝活動をせず、ランチで訪れるビジネス層を地道に取り込み、ディナー客につなげていく方針をとった。それが功を奏し、オープン3 カ月後からはディナータイムのテーブル席が予約客で継続的に埋まるように
入口そばに設けられたバーカウンター。スペインのバルの空気感を意識しつつ、ドリンクやグラスのストックを天井からぶら下げるなど、見せ方にもこだわりが
料理メニュー、ドリンクメニューともタブロイド紙を意識した体裁。味や作りについての豆知識が併記されており、手に取ったまま持ち帰ることも可能。「スペイン料理は日本人にはまだまだ馴染みがありません。そこでスペイン料理の“トリセツ”的な意味も込めて、このメニューブックを考案しました」(成尾総支配人)
Rico のプロデューサーでもある成尾広光総支配人。「本場の味を知るスペイン人が納得し、かつ日本人の好みに合う料理にこだわりました。その内訳は“伝統(クラシカ)”が8 割、“不測(オリジナル)”が2 割です」
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