ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • レポート フランス料理アカデミー  2016年度新会員認定式を開催
レポート フランス料理アカデミー 

2016年度新会員認定式を開催

【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月02日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


この日新たに7人の新会員が加わった

 
 フランス料理アカデミー日本支部(ジョエル・ブリュアン会長)は、10 月24 日(月)に2016 度新会員へのディプローム授与式を明治記念館(東京都港区)で開催した。今年度の新会員は7 人で、この日のためにフランス本部からファブリス・プロシャン新会長(以下新会長)とミシェル・パスケ副会長も初来日した。
 
 同アカデミーは、ジョセフ・ファーブル氏が1883 年に創設したフランスで最も権威ある料理協会のひとつ。会員は著名な料理人や料理研究家らで構成され、料理芸術の発展と実践を目的に活動してきた。日本支部は1968 年に故アンドレ・ルコント氏が創設し、会員数は今回の新会員を含め205 人である(11 月現在)。授与式の結びでは京王プラザホテル料理顧問の緑川廣親シェフが、ディプロームの歴史や意義を新会員に説いた。

フランス本部 ファブリス・プロシャン新会長
ジョエル・ブリュアン日本支部会長
授与式で賞の歴史と重みを説く緑川廣親シェフ
明治記念館の青柳義幸総料理長。新会長のメニューを実現

 授与式を経て、小倉和夫氏(元駐仏日本大使)ほか豪華ゲストを招いての恒例のガラディナーに移行。
 
 新会長は冒頭のあいさつで、「多くのフランス人が、世界中の優れたシェフにインスピレーションを与え続ける日本の食文化の豊かさを称賛している。また当アカデミーにとって、日本支部は規模だけでなく、その役割においても特別な存在。改めてジョエル・ブリュアン日本支部会長をはじめ、会員や関係者の方々のこれまでの尽力に敬意を表する」とコメント。その後、服部幸應日本支部事務局長の乾杯の挨拶・発声でディナーは開幕したが、この夜供されたすべての料理メニューは新会長自ら作成したもので、日本支部のガラディナーでは、初めての試み。参加者は一皿一皿を堪能しながら、友人・知人らとの語らいを大いに楽しんだ。

認定式にて。ジョエル・ブリュアン日本支部会長をはさん で左がフランス本部ファブリス・プロシャン新会長、右が 同ミシェル・パスケ副会長
ガラディナーで供された料理。上からグリンピースのパンナコッタにキャビアを重ねて、仔羊肉の三種盛り合わせ、赤いフルーツのグルマンディーズ

■2016年度 新会員一覧(敬称略)全7
・ 池田 順之 ㈱ホテルオークラ東京 洋食調理部
洋食調理総料理長
・ 牧野 太志 ★セルリアンタワー東急ホテル シェフ パティシエ
・ 森下 令治 ★パティスリーコリウール 代表取締役
・ 中川 啓光 ★杉乃井ホテル&リゾート㈱ 調理部長
洋食料理長
・ 中野 省吾 ホテル日航熊本 総料理長
・ 櫻井 修一 ★㈲サイファ フラウラ 取締役
・ 篠原 和夫 ㈱シノハラ レストラン カズ オーナーシェフ
※★:パティシエ

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年04月15日号
2024年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 2024年日本のホテルチェーングループ一覧〈前編〉
【TOP RUNNER】
リージェントホテル香港 マネージング・ダイレクター ミシェル…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE