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日本フードサービス協会 

2018年2月の外食産業市場動向 土日祝日の日数増で、売上は前年を上回る

【月刊HOTERES 2018年04月号】
2018年04月27日(金)
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 2 月は、強い寒波の影響で全国的に低温となり、北陸など日本海側で記録的大雪に見舞われ、また平昌オリンピックによる外出控えなどから、客足に影響が出たところがあったものの、建国記念日の振替休日もあり全体の客数は102.7%となり、全体売上は103.1% と18 カ月連続して前年を上回った。
 
 業態別では、ファーストフード(FF)業態の全体売上は104.5%と前年を上回った。「洋風」は、各社まちまちであったが、リニューアル商品の好調などで、売上は102.0%。「和風」は、携帯会社とのコラボキャンペーンにより売上が大幅に伸びて113.9%。「麺類」は、店舗増などで売上103.9%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店舗減少や低温による客数減の影響もあり、売上98.9%。「その他」は、引き続き「カレー」の客単価が上昇し、「アイスクリーム」はSNS 経由でのクーポンが好評で、売上104.2%となった。
 
 ファミリーレストラン業態は、全体売上は102.2% 前年を上回った。業種別では、「洋風」は、店舗限定の特別メニューや高付加価値メニューが好評で客単価が上昇し、売上100.5%。「和風」は、寒波がシニアの客足に影響するなどで、売上99.3%。「中華」は、店舗増と割引券やスタンプカードキャンペーンの集客効果で、売上105.6%。「焼き肉」は上昇トレンドが続いて、売上109.5% と15カ月連続して前年を上回った。
 
 パブ・居酒屋業態は、飲酒業態は、堅調な年末年始需要で下げ止まり感が見られていたが、2 月は寒波の影響が大きかったためか前年を上回れず全体売上は96.6% になった。「パブ・ビアホール」は、低温、冬季五輪に加えインフルエンザ流行の影響も受け、客数が減少、売上は97.1%。「居酒屋」は、引き続き店舗減少の影響が大きく、売上は96.5%。
 
 ディナーレストラン業態は、テレビCM のエリア拡大により客数が伸びた店舗、好調な高価格帯などがけん引し、売上は105.9%となった。
 
 喫茶業態は引き続きホットフードや新商品のドリンクで客単価は上昇したものの、客数が伸び悩み、売上は100.5%となった。

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