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  • 【IR】日本MGMリゾーツが提供する特別プログラム
ホスピタリティ業界におけるリーダー層育成を目指す「KGU×MGM エデュケーションプログラム」が終了

~日本 MGM リゾーツが提供する特別プログラム~ホスピタリティ業界におけるリーダー層育成を目指す「KGU×MGM エデュケーションプログラム」が終了

2021年03月10日(水)
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 合同会社日本MGMリゾーツ(所在地:東京都千代田区、代表執行役員社長 CEO:エド・バワーズ、以下日本MGMリゾーツ)は、2021年3月2日(火)~10日(水)のうち 6 日間にわたり、関西外国語大学の学生22名および、京都大学経営管理大学院の学生7名を対象に「KGU×MGM エデュケーションプログラム」をオンラインで実施した。

 同プログラムは、2018年9月に関西外国語大学が開設した「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の一環である。昨年2月に続いて2回目の開催となった今年は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンラインでの実施となった。これにより、昨年は主にラスベガスに勤務する社員が講義を担当していましたが、今年はマカオや米国のメリーランド州、マサチューセッツ州の施設で働く社員も含め30人以上の社員が参加し、多岐にわたる12の講義を実施した。さらに、オンライン会議ツールのチャット機能などを活用することで質疑応答や意見交換をクイックかつ有効的に行ない、オンラインならではの利点を存分に生かした形でプログラムを実施した。

 プログラム内ではまず、MGMのヘルス&セーフティー戦略のトップであるジョン・フリンによって、科学的なデータや公衆衛生・医療の専門家の知見を踏まえ、コロナ禍においてMGMリゾーツが実践している感染症対策に関する講義が行なわれた。また、MGMリゾーツ・インターナショナルのシニアアドバイザーおよびネバダ大学国際ゲーミング機構の名誉フェローであるアラン・フェルドマンからは、MGMリゾーツがギャンブル等依存症問題における対策として、これまで啓蒙活動を続けてきた「責任あるゲーミング(レスポンシブル・ゲーミング)」の重要性や、日本に「責任あるゲーミング(レスポンシブル・ゲーミン グ)」を導入するため、これまで日本 MGM リゾーツが積み上げてきた実績に関する講義が行なわれた。

 他にも、VR(バーチャル・リアリティー)を活用した従業員のトレーニング方法に関する講義や、MGMリゾーツが10年以上前から取り組んできたサスティナビリティ経営に関する講義などが行なわれ、学生には、これまでMGMリゾーツが蓄積してきたIR運営におけるさまざまな経験と、ホスピタリティ業界のノウハウを学んだ。

 なお、今回は同プログラムの対象を拡大し、関西外国語大学の学生に加え、京都大学経営管理大学院観光経営科学コース(略称:京都大学観光MBA)で学ぶ7名の学生も参加。京都大学観光MBA のコースは、日本の観光立国を進める上で、観光の地域と産業を活性化する経営能力を育成することを目的として設置され、新たな観光の地域や事業の経営の仕方について国際的な文理融合の観点から現場主義での研究を行なっていく。

■プログラムに参加した関西外国語大学・「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」・2 年生のコメント

「ホスピタリティという言葉には漠然としたイメージがありましたが、このプログラムを通じIRにおけるさまざまなホスピタリティを学んだことで、イメージを明確にすることができました。IR が日本で開業した際は、日本ならではのおもてなしやホスピタリティを、たくさんの観光客の方に体験していただける場になるのではないかと思います。今年はオンラインでのプログラムということ で、ラスベガス以外の米国や、マカオの施設の方の講義も聴くことができ、オンラインならではの良さも感じました。今後もさまざまな業界、場面におけるホスピタリティについて幅広く学び続けていきたいです」

■日本 MGM リゾーツ代表執行役員社長 CEO エド・バワーズのコメント

「今年のプログラムに参加していただいた、関西外国語大学と京都大学の皆様に感謝いたします。大阪における統合型リ ゾート(IR)は、これまで大阪に存在しなかった職業も含め、数千におよぶ幅広い職種の雇用を生み出すことになります。人材の育成は、時間をかけてIR開業の何年も前から始めるべきプロセスです。MGMリゾーツは、関西外国語大学と京都大学が早くから理解を示し、私たちの業界に多大な努力を投じていただいたことに感謝するとともに、今後も両校と協力して将来の大阪IRに欠かせない人材を育成していきたいと考えています」

■本プログラムの実施背景

 日本においては、ホテルやリゾート施設の国際的なマネジメント経験・知見を持つ人材不足が課題として指摘されており、官民を挙げた人材育成が推進されている。日本MGMリゾーツは2018年より関西外国語大学と連携し、ホスピタリティ業界への就業をめざす学生を対象とした講演会を開催するなど、国内教育機関との連携、およびホテル業界における次世代リーダー人材の育成支援にいち早く取り組んでいる。今年で2 回目となる同プログラムを通じ、学生のグローバルなマインドを育む契機を提供し、日本のインバウンド観光の将来を担うグローバル人材の育成に貢献することを目指す。さらに日本MGMリゾーツはこれまで、大阪とのパートナーシップを築く活動を過去数年間に渡り続けてきた。今後も地域の各団体と協力しながら、大阪での IR プロジェクトの実現に取り組んでいく。  
 

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