株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント（本社・東京都港区）は12月15日、北海道虻田郡にて「ニッコースタイルニセコ HANAZONO」をオープンした。
　虻田郡倶知安町岩尾別328-51の倶知安駅から車で約10分の立地に位置し、地上8階・地下1階建てで総客室数は234室の規模。
「新しい旅のスタイルや体験を求める人々を魅了するホテル」をコンセプトとする「ニッコースタイル」ブランドにおいて、名古屋店（20年開業、191室）に続く2軒目の展開となる。
 
　客室はスーペリア（ツイン28㎡～、キング30㎡～）、デラックス（42～44㎡）、スタジオスイート（55～57㎡）など全11タイプで構成し、スイートタイプは13室を構える。
　長期滞在のニーズに対応すべくキッチンや乾燥機付き洗濯機が設えた客室タイプや、7～8階の客室のバスルームでは天然温泉を楽しむことができる。
　また、全客室にAIスピーカー、43インチ以上のスマートTV、加湿機能付空気清浄機、バルミューダのケトル、リファのヘアドライヤー、スチーマリーの衣類スチーマーなどを完備した。
 
　122席のオールデイダイニング「スタイルキッチン」では朝食はブッフェスタイルにて、和洋メニューの約40種のラインナップで地元野菜や旬の食材を用いた料理を提供。ランチはアラカルトメニュー、ディナーでは約50種からなるブッフェやコースメニュー（個室利用）を提供する。
　17席のカフェ＆バーではサイフォンを使った香り高いコーヒーや、後志地区の酒文化を楽しめるジンやワイン、地ビールなどを提供。
　このほか、温浴施設やフィットネスジム、スーペリアクラブ・デラックス・スタジオスイートルームの宿泊ゲストが利用可能なニッコークラブラウンジなどを設けた。
 
　総支配人の山邉 知幸氏は「エリア全体の課題である人手不足を解消するため、省人化の取り組みを行いながらも、日本のおもてなしを提供します。そして、五感を潤す体験を通じてお客様がこれまで感じたことのない感覚が動き出す瞬間を楽しんでいただける場所、また戻ってきたいと思っていただけるデスティネーションとなるホテルを目指してまいります」と述べる。
 
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文・オータパブリケイションズ　臼井　usui@ohtapub.co.jp