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2026年2月号 TOP RUNNER 第23回(株)ロイヤルホテル 常務執行役員/リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション 総支配人 中川 智子氏

TOP RUNNER 第23回(株)ロイヤルホテル 常務執行役員/リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション 総支配人 中川 智子氏

【月刊HOTERES 2026年02月号】
2026年02月13日(金)
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「動」のキーワードに寄り添いながら 大阪と海外の両方から支持される形を模索

2025年に創業90周年を迎えた(株)ロイヤルホテルのフラッグシップとして歴史を刻んできたリーガロイヤルホテル大阪は2025 年4月1日、IHG ホテルズ&リゾーツのラグジュアリー&ライフスタイル・ポートフォリオのコレクションブランド「ヴィニェット コレクション」に加盟し、リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクションとしてグランドオープンした。大阪・関西万博の迎賓館という大役を果たすところから新たなスタートを切った総支配人の中川智子氏に、大阪から世界に向けて発信していくための決意を固めた胸の内についてインタビューした。
 

(株)ロイヤルホテル 常務執行役員
リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション
総支配人 中川 智子氏


84年(株)ロイヤルホテル入社。国内外でフロント、コンシェルジュ、セールス、企画などを歴任。2008 年リーガロイヤルホテル(大阪)宿泊部長、11年リーガロイヤルホテル東京副総支配人(兼)総支配人室長(兼)営業企画チーム課長。13年(株)東京ロイヤルホテル出向代表取締役常務取締役都市センターホテル総支配人。17年(株)ロイヤルホテル執行役員リーガロイヤルホテル(大阪)副総支配人(兼)販売促進チーム長。19年(株)ロイヤルホテル執行役員/(株)リーガロイヤルホテル東京出向リーガロイヤルホテル東京代表取締役(兼)リーガロイヤルホテル東京総支配人。22 年(株)ロイヤルホテル執行役員リーガロイヤルホテル(大阪)総支配人に就任。
 

インバウンドを迎える準備を 進めるために導き出した結論


──大阪・関西万博の迎賓館運営を経て見えたホテルの現在地。

2025 年4月13 日から約6カ月間、大阪・関西万博が開催されることが決まったことを背景にリーガロイヤルホテル大阪は2023年にIHGへの加盟を決め、「ヴィニェネットコレクション」のブランドを冠することになりました。ロイヤルホテルの旗艦ホテルであるリーガロイヤルホテル大阪は関西では広く知られ、ステータスは確立されていました。ただ万博が始まり、多くのインバウンドが訪れる状況を想定した場合、海外における知名度の低さがウィークポイントになることは明らかでした。海外のお客さまをお迎えしていくためにどのような準備を進めるべきかを考えて導き出した私たちの結論は、グローバルなホテルブランドを展開するグループの一つであるIHG と手を結び、世界に向けた発信に力を入れていく道を選ぶことだったのです。

その決断はプラスに働き、ロイヤルホテルは1970 年の大阪万博に続いて2度目となる迎賓館の役割を果たすことになり、多くの海外からのお客さまに宿泊いただくことができました。約160 の国と機関の人々が訪れて万博の運営にあたった期間、リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクションは約30カ国の代表者をおもてなししました。その役割を事故なく無事に完了できたことは、私たちの誇りでもあります。
この出来事は、スタッフに新しい体験を与えてくれました。これから大阪でホテリエとして働きたいと考えている方々に向けても、当ホテルが海外から賓客をお迎えする存在であることを発信できたと思います。

──「ヴィニェット コレクション」としてのホテルの再定義。

 IHG とのコラボレーションによって求められるグローバルスタンダードを、創業90年の歴史を持つロイヤルホテルにどのように融合させていくのかは非常に大きなテーマです。
長い歴史を大阪の地で築いてきた誇りとともに、「ここは譲れない」というリーガロイヤルらしさもあります。それは顧客の皆さまが求めているものでもあるのです。その一方で、海外のお客さまからは「グローバルスタンダードに基づいたホテルに泊まりたい」という要望を受けることになります。二つのニーズの融合は、万博開催のタイミングで総支配人を務めていた私の一番の仕事だと思って取り組んできました。それはとても難しい仕事でした。

「朝食のジュースとシリアルは、何種類ずつ用意しなければならない」といった細部については対応できるのですが、たとえば従来のお客さまに求められてきたクラブラウンジのあり方とIHG のスタンダードの間には微妙な差異があったりします。どちらか一方を生かすということではなく、バランスを取りながら融合させることで、旧来のお客さまにも納得していただかなければなりません。
海外のお客さまはラウンジの使い方に関するマナーが国内のお客さまと少し違っていたりもするので、違和感を感じる場合があります。ただ逆によくなった面もあるはずで、ベテランを中心に全スタッフがお客さまに安心感を与えるサービスを提供しながら、アップデートを続ける必要があると考えています。

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本記事は月刊ホテレス2026年2月号一部紹介記事です。
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