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特別企画I 日本上陸10 周年。常に進化し続ける ブランド「YON-KA」とともに

ヴィセラ・ジャパン㈱ 代表取締役 武藤 興子さん

【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月27日(金)
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―日本独自のサービスや運営方法は?
 
 本国と日本以外の国々ではB to B のみですが、日本ではB to B, B to C の両方を行なっているだけでなく、サービス内容、展開先も異なります。ホテルやスパ、サロンさまとのお取引のほか、百貨店や直営店の運営、旅館でのスパ展開も日本ならでは。流通先だけでなく、他国に比べ全く違う顧客ニーズがあり、それぞれ個別にプランニングすべき事項もあります。日本という国の事情を理解した上で、最終的にどのような形で進めるのが最善か、本国とやり取りしたうえで決定するので、より日本の顧客にあったサービスを展開できるのです。ヴィセラ・ジャパンはさまざまな面で“ 例外” を作ってきました(笑)。こういった面でも、本国との関係性は大事であると感じます。-ヴィセラ・ジャパンが提案するホテルスパ・マネジメントとは私たちはスパのプロフェッショナルであり、この分野のマーケティング&マネージメントを専門とするチームとして携わります。それぞれのニーズが異なりますので、ホテルの理念、サービススタンダード、現状、今後の目指す姿などを細かくヒアリングします。その上で、必要とされているサービスを見極めて提案を行ないます。エンドユーザーであるお客さまに対して製品とトリートメントをカスタマイズして提供する“ オートクチュール” ケアが基本だからこそ、法人のお客さまに対してのサービスもテーラーメイドで行います。業務用、店販など製品の流通やそれに伴う研修だけにとどまらず、スパのマーケティングやブランディング、時には人材なども一緒に担当することがあります。実際、ブランドを導入すると、最初の研修だけで終了というところも多いようですが、弊社では定期的な研修を行なうだけでなく、全体のプランニングも一緒に行なうケースがほとんどです。
 
―今後の展開、展望をどのように考えられていますか?
 
 厳選した流通という戦略に変わりはありませんが、必要な人のところに必要なサービスが確実に届くような体制を目指したいです。ホテル、旅館、商業施設内などでの展開、役割や求められるサービスにより店舗の形態やメニューなどに変化があってもいいと思っています。また、異業種とのコラボレーションや共同事業なども積極的に取り組みたいです。YON-KA は治療目的の製品開発からスタートしたブランドだからこそ、医療などとの相性もいいと言えます。必要な人に、必要な製品や施術・サービスが、必要な時に届き、利用できるような体制を整えたいですね。
 
 さらに究極のパーソナルサービスをスパで提供していくために、今後はホテル、レストランなどサービス業の出身の方たちの採用も考えております。スパ業界だけでは成し得ないことがたくさんありますし、同じサービス業で人に携わる仕事ということに変わりはありません。お互いの知識や経験を生かしつつ、新たなサービスを作り出していければと考えています。

ヴィセラ・ジャパン㈱
http://www.yonka.jp/

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