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トップインタビュー 一般社団法人 日本バーテンダー協会 会長 岸 久 氏

「バーショー」などのイベントを通じて ドリンクのプロとしての幅を広げていく

【月刊HOTERES 2015年05月号】
2015年05月15日(金)
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1929 年、バーテンダーの技術の練磨と人格の陶冶を目的として設立された一般社団法人 日本バーテンダー協会(N.B.A.)は、日本の酒文化発展に貢献してきた。N.B.A. の歴史は、日本のバーテンダーの歴史そのものであると言っても過言ではない。酒文化の発展とバーテンダーの資質向上という基本理念を受け継ぐN.B.A.の伝統を守りながら、「BarShow(バーショー)」などの活動を通じて新しい時代に向かっていく会長の岸久氏にインタビューした。

存続の意味が見出せなければ
N.B.A. の活動を止める

❒2012 年に日本バーテンダー協会(N.B.A.)の会長に就任されて2 期目に入られました。N.B.A. の現状をどのように見ていますか。
 
 現在のN.B.A.の会員数は、コムラード会員という一般の方々のメンバーも含めて公称約5000 名、店舗数は約3000 軒となっています。ピーク時の会員数は約7000 名でしたが、少子高齢化による人材不足、地方都市の店舗における雇用人数の減少などの影響によって会員数が減少しているのが現状です。ところがにわかには信じがたいと思うのですが、店舗数自体はむしろ増加傾向にあります。
 N.B.A. は1929 年に設立されましたが、特に戦後は地方から出てきて一バーテンダーから立身出世して、やがて地域を代表するバーの経営者になり、複数の店舗やビルを所有するような成功者が出てきました。そして彼らの店舗の従業員がこぞってN.B.A. に入会し、会費は代表者がすべて支払うといった風潮がかつてはありました。店舗数は増えつつ、会員数が減っている現状は、そうした時代背景の差があると見ています。
 
 

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