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トップインタビュー  CIVIL GROUP HOLDINGS / ABBA RESTORTS GROUP  代表  葉 信村 氏(英・中国語併記)

坐漁荘を皮切りに国内、中国、台湾での展開を構想 本質からぶれない、価値あるリゾートを追求していく

【月刊HOTERES 2016年07月号】
2016年07月22日(金)
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坐漁荘内にあるギャラリー「義の心」には故天田昭次氏が葉氏のための作った刀剣などが飾られ、入り口には上杉謙信の言葉「義とは人が人であることの美しさ」 が掲げられている。

義のために動くとき、天の助けがある
震災後にグループ20 周年イベントを新潟で開催
 
最初の案件として坐漁荘を取得されたわけですが、なぜ坐漁荘だったのでしょうか?
 
 これは少し長い前置きから始まりますが、私はそもそも日本の文化や精神に非常に敬意を持っています。私にもっとも大きな印象を与えたのが「敵に塩を送る」の上杉謙信と武田信玄の物語です。私はそれによって「義の心」というものを知り、深い感銘を受けました。以降私は日本について深く学び、経営については松下幸之助さんや稲森和夫さんの本を数多く読んで学びました。
 
 私は2010 年、縁あって新潟に行く機会がありました。新潟の人たちから「新潟にもっと台湾の人に来てほしい。どうしたら良いか?」と相談を受けたのです。新潟の月岡温泉という所に行き、初めて旅館というものを体験し、素晴らしいと非常に興味を持ちました。しかし、その時はまさか経営をしようなんて考えもしませんでしたが。それがご縁で、新潟の旅館のオーナーとも仲良くなることができましたが、特にその当時はそれ以降何か話が広がるわけではありませんでした。
 
 ところがその後、東日本大震災が起こりました。多くの方が被害を受けると同時に、日本は深刻な不景気に陥っていました。すぐに私たちは義援金として200 万元を赤十字基金会を通じて寄付しましたが、新潟の方たちと出会ったこともあり、それだけではおさまらず、「何かできることはないだろうか」と考えていたのです。
 
 実はそのとき、2012 年にCIVIL GROUP が迎えることになっており、何か記念イベントをしようという話になっていました。そこで、日本を応援するために私は20 周年の記念イベントを新潟で行なうことを決めたのです。
 
 500 名を率い、「義と愛の20 周年大会」と名付けられたイベントを新潟の月岡温泉で開催したところ、そこには新潟県庁関係の方、新潟の企業の代表の方など多くの方にお越しいただきました。そして、そこにはその後ご縁のある人間国宝であった刀工 故天田昭次さんもおこしいただきました。
 
 日本と台湾の関係は良好ですが、すべての方が親日というわけではありません。また、当時は放射能の問題も大きく報じられていました。ですから、20 周年のイベントを日本で行なうと決めたとき、当然「なぜ今日本でやるのか?」と否定的な意見もなかったわけではありません。しかし、上杉謙信から学んだように「人は義のために動くとき、きっと天の助けがあるのではないか」と考えたのです。


「義の心」に飾られている故天田昭次氏が葉氏のための作った刀剣

刀剣を通じて
“義の心” を世界に伝えたい
 
 その後、新潟の人たちからはとても感謝をしていただきましたが、以前から縁のあった旅館の経営者の方から「葉さんが日本刀が好きだと聞いて、天田氏に日本刀を作ってに入りました。そこで、私は旅館のスタッフに「これを下さりませんか?」と聞いたところ、女将に確認をし、「差し上げられません」と。「では、購入をさせていただけませんか?」と聞いたところ、また女将に確認をし、「販売もできません」ということでした。そこで、私が冗談で「それでは、私がこの旅館を買ったら、この浴衣も私のものになりますね」とお話ししたら、「女将に確認します」、となり「それでは、オーナーである女将に会ってください」とう話になったのです。
 
 まさか最初は買うことになるとは思っていませんでしたが、宿泊を通じて坐漁荘の素晴らしさを感じていました。オーナーに会い、話を聞くと、その興味はさらに増しました。そして、私は上杉謙信の話や、新潟の話、日本刀を作っていただいた話をした結果、譲っていただけることになったのです。
 
尊敬していた日本の企業が、
どうしてここまで非効率なのか
 
 坐漁荘を取得後、私たちは約30 億円をかけてヴィラの新築など大幅な改装を行い、2014 年10 月に「ABBARESORTS 坐漁荘」としてグランドオープンしました。
 
 しかし、それだけではいけません。私は取得後に坐漁荘の経営状況やオペレーションを見ていく中で、あまりにも非効率な点が多く、企業経営としては多くの課題があるということが分かったのです。最初は、私が尊敬する日本の企業がこのような状態であることに驚きを隠せませんでした。
 
 ただ、非効率と言っても過度な効率化を推し進めようというものではありません。たとえば女将が全ての決定権を持っていて、一人ひとりのスタッフに適切な権限委譲がされていないであるとか、会計が適切になされていないであるとか、企業としての基本的な部分です。
 
 スタッフと会議をしていると、「それは旅館的だ」とか「それはホテル的だ」という話が出てきましたが、そんなことはどうでも良いのです。大切なのは「お客さまが求めていることは何か?」ということです。そして同時に、それを効率的な経営でしっかりと利益がでる仕組みがなくてはなりません。お客さまへの価値を損なうことなく、経営としても成り立つ仕組みが必要なのです。
 
 たびたび繰り返しますが、私は効率を重視してその旅館の素晴らしさを毀損しようというものではありません。温泉旅館は、日本の伝統的雰囲気ときめ細やかなサービスが感じられるすばらしい施設だと思います。そして、どんなに優れた豪華な建物でも、そこに文化やサービスが伴わなければ意味がないと考えています。日本旅館はそれをまさに体現している素晴らしい施設です。しかし、現在多くの旅館で後継者問題が起こっているように、今のままでは続かない。私は、その旅館文化をより良い形で世界へ発信していきたいと考えているのです。
 
 また、坐漁荘を台湾人が買ったということで、投資目的でまた売るのではと考える人がいますが、そんなつもりはありません。私は素晴らしい施設をつくることを真剣に考えています。坐漁荘の年間売り上げは10 億円程度ですが、この数字は私の本業からすれば微々たるものでしかありません。それでも、私はこの施設のために多大な時間を割いています。本来私の立場であればそれはあってはならないことでしょう。しかし、それだけ本気であるということです。


ABBA RESORTS として生まれ変わったABBA RESORTS 坐漁荘。今後の展開の主要拠点となる。

今後の展開構想について教えてください。
 
 現在具体的に検討をしている案件として中国の昆明にリゾートの案件があります。その他日本でも複数のエリアが検討候補に入っています。
 
 一方で、無理に数を追うような展開をしようとは考えておりません。先ほどもお話をしたように、正しい経営を行ない、企業としてしっかりと利益を生み出しながら、価値あるリゾートを展開していきたいと考えています。
 
最近の日本は、観光としての
本質を見失っていないか?
 
最後に、近年日本の観光市場は急増するインバウンドで活性化していますが、その中でABBA RESORTS としてどのような運営を行なっていくかについて教えてください。
 
 目先のものに追われず、私たちが手今日していきたい旅館文化をしっかりと発信していきたいですね。
 
 最近の日本のホテルや旅館の多くは、薄っぺらい“おもてなし” という言葉や“爆買い” にばかり目が行っていて、本来観光として果たすべき伝統や文化などの日本の魅力を伝えるという本質からずれた方向に進んでしまっているのではないかと感じます。爆買いだって円安という状況が変われば急に消えてしまうかもしれません。また諸外国の経済状況を見ても、昨年見られたような浮かれた状態が続くとは思えません。本質に対する努力をしていかなければ、日本の観光も縮小してしまう。
 
 私たちは観光業では「部外者」ですが、「部外者」だから、本来顧客目線で必要なことがわかります。そして、私の会社は上場をしていません。上場をしていないからこそのスピード感をもった決断ができることも強みであると考えています。
 
 本当に必要なことに、一生懸命取り組んでいく。私たちはそこに徹底的にこだわったリゾートを創っていきたいと思っています。


 I have great respect for the culture and spirit of Japan. What made the greatest impression on me was the tale of "sending the enemy salt", involving Uesugi Kenshin and Takeda Shingen. Through this story I learned about the "spirit of righteousness", which made a deep impression on me. Thereafter I studied Japan deeply and learned about management by reading many books by people such as Konosuke Matsushita and Kazuo Inamori.
 
 In 2010, I had an opportunity to visit Niigata after people from the area asked me what they should do so that more people from Taiwan would come to Niigata. This was my first experience in a Japanese Ryokan and I became very much interested. Afterwards, the Great East Japan Earthquake occurred. We immediately contributed with a 2 million yuan donation through the Red Cross relief fund, but as I met with people from Niigata, I kept thinking that there must be something more that I could do.
 
 In fact, at that time in 2012, it had been decided that we were to welcome a CIVIL GROUP and in order to support Japan, I decided to organize a 20-year anniversary event in Niigata. I led 500 people in hosting an event called "Righteousness and Love 20th Anniversary Competition" at the Tsukioka hot spring resort in Niigata. Many people from Niigata's prefectural government as well as local business representatives attended the event.
 
 Japan and Taiwan enjoy a good relationship, but this does not mean that everyone is pro-Japanese. Moreover, at that time there were also many reports of serious radioactivity problems. Nevertheless, I considered what I had learned from Uesugi Kenshin: "When people move for the sake of righteousness, is it not the case that they will receive help from heaven?"
 
 The people of Niigata were very grateful for the hosting of the "Righteousness and Love 20th Anniversary Competition." Furthermore, an acquaintance of mine who managed a Japanese Ryokan and who knows that I like Japanese swords invited the late Akitsugu Amata, a swordsmith and at the time a living national treasure.
 When I met Akitsugu Amata, he asked me: "Why do you want me to make you a Japanese sword?"
 
 I replied: "A Japanese sword can be used as a weapon, but it can also be used to convey the splendour of Japan. I think that Japan's "spirit of righteousness" is a wonderful thing. Recently I hosted a business event in Niigata.
 I think that if you made a Japanese sword for me, I would like this sword to contain Uesugi Kenshin's spirit of righteousness. I would also be able to convey Uesugi Kenshin's spirit of righteousness to the world in this way. A sword is not only a weapon, but it is also valuable as a work of art and as an object of craftsmanship. I would like to convey the spirit of righteousness to the world by using this sword.”
 
This was what I said. And Amata agreed to make me a Japanese sword.
 
 Afterwards, fate led us to acquire Zagyosoh, on which we spent over 3 billion yen for the construction of a new villa and large-scale renovations. In October 2014, the grand opening of ABBA RESORTS Zagyosoh took place. At the same time, more efficient management was being promoted.
 
 Japanese Ryokans are a wonderful part of Japanese culture, but on the other hand, inefficient management systems need to be improved. However, I am not saying that changes should be made that will spoil the ryokan's splendor in order to prioritize efficiency. I think that Japanese Ryokans with hot springs are wonderful establishments in which guests can experience a traditional Japanese atmosphere and attentive service. Furthermore, we believe that without this culture and service, luxurious buildings become meaningless. Japanese ryokans are great establishments that embody these ideals. However, as many ryokans now face problems with succession, things cannot continue in the same way as before. I would therefore like to spread ryokan culture throughout the world in an even better form.
 
 Our aim is not to chase short-term goals, but rather to supply a ryokan culture that we will steadily spread throughout the world.
 
 Recently, many hotels and ryokans in the country have been offering cheap and inauthentic "hospitality" and I cannot help but feel that such establishments have deviated from the original way in which ryokans have traditionally provided sightseers with tradition and culture, conveying the authentic charm of Japan.
 
 We may be "outsiders" to the tourist industry, but because we are"outsiders", we can see and understand from the guests' point of view what is necessary. My company is not listed. I think that for this reason, our strength lies in the fact that we are able to work and make decisions very rapidly.
 
 We will tackle with all our might the issues that need to be addressed. Our desire is to build a resort and to be thorough and attentive to detail throughout the process.



懷義之行,天必祐之
集團的20週年慶活動選擇在震後的新潟舉辦
 
■坐漁莊是最初的旅館案起點,那麼,為什麼是坐漁莊呢?
 
 這就要回溯到更早之前的舊事了。原本我對日本文化和精神就非常的敬佩及喜愛,印象最深的,是「贈敵以鹽」的上杉謙信和武田信玄之間的故事;我從這理深刻理解到了何謂「義之心」。在那之後我開始深入對日本事物學習,經營方面就是閱讀松下幸之助先生和稻森和夫先生的著作來逐步學習的。
 
 2010年因緣際會我到了新潟,那裡的朋友們與我聊到「該怎麼做能夠吸引更多的台灣客人到新潟來」這樣的話題。我的第一次旅館體驗是新潟的月岡温泉,那一次的美好回憶讓我印像深刻,也因為這個善緣,我與新潟旅館的業主變成了好友,不過在那之前或當下,其實都尚未想到要經營旅館事業。
 
 後來發生了東日本大地震,許多人們受到了傷害,日本也陷入了嚴重的不景氣。那時我們立即透過紅十字基金會捐出200萬元,而對於新潟的朋友,我想的是「自己能夠為他們做什麼?」
 
  那時正好要迎接2012年的CIVIL GROUP第二十週年,公司正好提到是否要舉辦紀念活動,於是我決定就在新潟舉辦20週年慶祝會,也算是對日本的支援。
 
 當時是以「義與愛的20週年大會」為名,帶了500位同仁赴新潟的月岡温泉舉辦公司的慶祝活動,那時很感謝新潟縣政府的人員和當地企業代表多方一起共襄盛舉,備感榮耀的,是已故人間國寶刀劍師天田昭次老師的蒞臨。
 
 雖然日本與台灣的關係不錯,但並非所有人都親日,加上當時輻射的問題被大肆報導,決定在日本舉辦20週年慶時,其實也出現了像是「為什麼要在日本舉行?」這樣的反對聲浪。不過我當時堅持的,就是向上杉謙信學到的「懷義之行,天必祐之」這個信念。
 
想透過刀劍向世界傳達 ”義之心”
 
 這件事後來獲得了新潟的朋友們的感謝,甚至已經變成朋友的旅館經營者居然告訴我:「聽說葉先生您喜歡日本刀,所以我曾請天田老師製刀,不過當時被婉拒了。不如我們一起去見那位老師,他一定會答應的。」因此我們真的去拜訪了天田昭次老師。
 
 當時天田老師問我:「為什麼想要打製日本刀呢?」
  我回答老師:「日本刀可以是武器,但我認為那也是一種用以傳承日本美好所在的珍品。一直以來我相信著日本 “義之心”這樣的美好信念,日前也在新潟舉辦了集團的活動,如果有幸能夠請您製刀,那麼我希望在這把日本刀裡可以呈現上杉謙信的 ”義之心”,然後透過這把刀將義之心傳予世界。刀並非只能是武器,我希望賦予它美術品和工藝品的價値,然後讓這把刀把義之心推廣到世界上去。」
 
  天田老師聽完我這一番話,很爽快地答應為我打製日本刀。
 
接手坐漁莊的機緣
是從一件旅館的浴衣開始
 
  這些事發生後過了二年,在2013年我到坐漁莊住宿。當然在那時完全沒有想到接手坐漁莊或是要經營旅館。
 
  那時在坐漁莊裡,我很喜歡他們的浴衣,於是我問旅館的人員「這件浴衣可以送給我嗎?」,他們向女將確認後告訴我「這是無法贈送的」;我又問「那麼可以用購買的嗎?」,同仁又再次向女將確認後回覆「不是販賣品」。那時我開了個玩笑說「這樣的話,如果我買下這間旅館才能得到這個浴衣了。」沒有想到那位同仁真的又去確認,回覆我的是「請與我們的女將見一面談談吧。」
 
  一開始並沒有想到併購接手這樣的事,很單純就是很喜歡在坐漁莊住宿的美好感受,是與業主面談後,才衍生出一點心思。那時我與他們聊到了上杉謙信、新潟的事,還有榮獲老師打製日本刀的事情,沒想到這些緣份促成了我併購接手坐漁莊。
 
從“企業”的角度拓展旅館新生命
 
曾經讓我很尊敬的日本企業
為何呈現出如此的低效率
 
 接手坐漁莊之後,我們投入了大約30億日元增建Villa等,並大幅改裝,於2014年10月以「ABBA RESORTS坐漁莊」之姿重新開幕。
 
 但是並非只有如此。我們接手坐漁莊之後,審視其經營狀況及營運,發現有很多低效率的進行方式,這些都是要面臨的企業經營上的諸多課題。最初我所尊敬的日本企業,實體是如此的狀態,這讓我感到驚訝。
 
  只是,低效率的事實並不能夠急躁地進行高效率化。比如之前女將擁有所有的決定權,並沒有適度地授權給相關的負責同仁,財務制度也不算健全,這些都是企業最基本要有的。
 
 與同仁開會後,有「那是旅館做法」、「那是飯店做法」這樣的意見。但這些並非重要的事,重要的是「客人需求的究竟是什麼?」,還有如何將這個目標更有效率地結合經營與收益;也就是確保客人住宿價値的前提之下建立必要的組織及營運。
 
  在此我想說明的是,並不是因為我重視效率而以此低評旅館之美。我認為温泉旅館是讓旅人感受日本傳統氛圍及細膩服務的美好設施,不論是多麼豪華的建築,若沒有充實的文化或是服務款待,那麼就失去其本質了。而日本旅館就是體現出這些無形美好事物的一種設施。不過現在有很多的旅館面臨繼承的問題,若不思考出新的出路,便無法持續下去。而我想要做的,就是將旅館文化以完美的形式介紹給全世界。
 
  有些人士因為坐漁莊被台灣人併購接手,認為這是有投資目的,或是以為不久就會轉手賣出,但事實並非這些人所想。我是很認真地在思考如何建構一個美好的旅宿設施。坐漁莊一年的營收大概有10億,這個數字從我的本業來看只佔了微微一小部份,但是我卻是花費最多的時間在這個旅宿設施上呢! 從企業主的時間分配角度來說其實不該這樣做的,但這就是我的重視程度和真心,不是嗎?
 
■請描述往後的拓展藍圖。
 
 目前具體在研討中的有中國昆明的案件,以及其它數個在日本其它地區的草案在進行當中。但是我並非漫無規劃地追求數量的拓展,如同剛才所說,我想要拓展的是一種在正確經營之下,以企業的模式創造收益,有其無形存在價値的RESORTS。
 
近來日本是否正逐漸失去觀光的本質?
 
■最後,針對日本近幾年來的觀光市場因為急速成長的國外觀光客群而顯得活耀,是否可以透露ABBA RESORTS想要進行的是怎麼樣的營運模式呢?
 
  我們並不追求眼下的風光,想要做的是想要把我們提供的旅館文化確實地推展出去。
 最近很多日本飯店和旅館標榜著”款待”之名,確落實得十分淺薄;很多觀光客也只著眼在所謂的”爆買”,而原本應該在觀光時傳達給旅客的傳統文化等日本魅力在此逐漸式微。所謂的爆買現象,在日元匯率昇高之後會急速消失;從海外各國的經濟狀況來看,從去年顯現的狀態應該也不會持續下去。如果不從本質上來努力,日本的觀光盛景將會縮小啊。
 
  在觀光業裡我們可以說並非專業,但是就因為非專業,所以更能夠知道顧客最想看到的那些必須要呈現的東西。另外,我的公司並非上市上櫃的企業,也因此可以快速靈活地因應並做出決斷,我想這也是我們的強項。
 
 我們一直以來都只著眼並致力去做真正必須要做的事,也就是日本人說的一生懸命。我們想創造的,就是貫徹這個理念和初衷的RESORTS呀!
 

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