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トップインタビュー  ザ・ペニンシュラ東京 総支配人 ソーニャ・ボドゥセック 氏

ザ・ペニンシュラホテルズのDNAを大切に 魅力あるホテルづくりを目指す

【月刊HOTERES 2016年09月号】
2016年09月23日(金)
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2015 年12月15日、ザ・ペニンシュラ東京の総支配人としてソーニャ・ボドゥセック氏が就任をした。都内で初のラグジュアリーホテルの女性総支配人であり、過去に二度の日本での勤務経験を通じて日本の文化をよく理解した同氏が、ザ・ペニンシュラ東京をどのようなホテルに導くのか。


ザ・ペニンシュラ東京 総支配人 ソーニャ・ボドゥセック 氏

よく話を聞き、よく見て、理解する。
リレーションシップの構築に注力
 
❒12 月に着任されたわけですが、まずは着任された際のザ・ペニンシュラ東京の印象などについて教えてください。
 
 今回の着任で日本での仕事は三度目となりますが、ザ・ペニンシュラ東京は皇居外苑と日比谷公園の向かいという絶好の立地や地下鉄日比谷駅直結など素晴らしい利便性を持つと同時に、質の高いサービスや個性豊かなレストランやスパなどが揃う、とても美しい、素晴らしいホテルだと思います。
 
 同時に、ザ・ペニンシュラホテルズは伝説的とも称される家族のような温かい“ペニンシュラ・ホスピタリティ”やスタッフ同士も家族のように支え合う関係“ペニンシュラ・ファミリー”など、世界中で同じDNA を持つ家族経営のホテルグループで、ザ・ペニンシュラ東京にも私が以前勤めたマニラやニューヨークと同じDNA を感じます。
 
 今回、ザ・ペニンシュラ東京の総支配人として着任できたことをとても誇りに思っていると共に同時に感謝しております。
 
着任をされてから、何から取り組まれたのでしょうか?
 
 まず必要だったことは、自分のチームをよく知り、理解するということでした。そのため、着任して最初の数カ月は、まず各デパートメントヘッド、その後はマネージャーたちと会って話を聞き、どういったチームであるかを理解することが重要だったと思います。また、各デパートメントヘッドとはホテルの中だけでなくチームビルディングのためのオフサイトミーティングの機会も設け、今後のザ・ペニンシュラ東京などについて話し合いました。
 
 ホテルオペレーションにおいては、よく話を聞き、よく見て、そして理解する。その部分に力を入れることによって、チーム力の強化を図ってきました。
 
具体的はどのような方法でコミュニケーションをとり、どのようなことを聞かれたのでしょうか?
 
 最初に、シニアリーダーシップと個別のミーティングを設けました。ランチを共にしたり、ミーティングを行なう中で、彼らがどのような期待を持っているか、どういう課題を抱えているのか、どういった目標を掲げていて、何を達成したいのか、といった細かい話を一人ひとりとしました。それらの意見に対し、どのようにサポートできるかを考えることが、私の立場としてとても重要なことなのです。
 

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