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レポート グランドプリンスホテル新高輪  行き交う人々を魅せる「アライバルエリア」が誕生

デザインは、現代的なコンテンポラリージャパニーズ 行き交う人々を魅せる 「アライバルエリア」が誕生

【月刊HOTERES 2016年10月号】
2016年10月19日(水)
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 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区高輪3-13-1、山本誠総支配人)は、1 階のアライバルエリアをリニューアルし、9 月28 日にオープンした。品川エリアは羽田空港の国際化等を背景に、今後もリニア中央新幹線の整備やJR の新駅設置計画などの再開発により、日本の玄関口として発展していくことが期待される。同ホテルでは今回のリノベーションにより、896 室の客室や大小さまざまな宴会場を備えるホテルとしてのポテンシャルをさらに引き上げていくとしている。
 
 デザインを担当したのは、小市泰弘氏率いる㈱デザインスタジオ・スピン。日本庭園に見られる「人と自然との調和」を表現し、日本の伝統技術を用いながらも現代的なコンテンポラリージャパニーズデザインを取り入れ、人の流れが生まれる空間へと変貌させた。
 
 また、ロビーにアイランド形式のフロントカウンターを配置することで、チェックイン・チェックアウトの混雑を緩和。フロント奥に宴会場専用通路を設けることで、これまで混同していた宿泊者と宴会場利用者の動線を整備した。朝食からバーまで利用できオールラウンドなラウンジとなった「Lounge Momiji」では、週末の夜にライブ演奏が楽しめるエンタメ性も。また、チョコレートショップ「Chocolate SalonTakanawa」を新設している。
 
 人々が行き交う1 階のアライバルエリアの機能面の向上と空間美の実現により、MICE 需要や新たな客層の開拓へつなげていく。

Lounge Momiji
グランドプリンスホテル新高輪 1 階ロビー
営業時間= 7:00 ~ 22:00(L.O.21:30)※朝食7:00  11:00 席数= 136 席
メニュー=コンチネンタルブレックファスト(2000 円消費税込み・サービス料別)ほか
 

クラシカルな料理をアレンジしたメニューとともに、伊勢玉露和紅茶など12 種以上の紅茶やミカフェート社厳選のサイフォンコーヒー、抹茶など多様なドリンクを提供。また江戸切子の照明や和紙アートを採用。週末(金・土)の夜はライブ演奏を開催する「Urban music lounge“MOMIJI”」として、音楽を楽しめる上質な空間を演出
 

サイフォンコーヒー(グアテマラ“グランクリュ カフェ”/ 1800 円消費税込み・サービス料別)

壁側から中央に配置したアイランド形式に変更。宴会場棟の国際館パミールへの専用通路(11月末完成予定)を新設することで、宿泊者と宴会場利用者の動線を分けられる。日本庭園との調和を意識して、京指物・西陣織・和紙など日本の伝統技術を現代的に表現したコンテンポラリージャパニーズデザインを取り入れた(6 月にリノベーション完成)
 

Chocolate Salon Takanawa
販売するオリジナルチョコレートは、エグゼクティブシェフ パティシエの内藤武志氏が考案。イートイン可能(36 席)

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