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スペシャルインタビュー  長谷川トラストグループ 代表 長谷川芳博 氏

心血の通った新たな 宿泊事業を創造したい‼

【月刊HOTERES 2016年11月号】
2016年11月04日(金)
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清掃代行や介護サービス、子育て支援サービス事業で急成長する長谷川ホールディングスグループを育て上げ、10 月1 日、新たに長谷川トラストグループを設立した。そして、同社傘下の長谷川ホテル&リゾート㈱が、キャビン型宿泊施設「Y's CABIN 横浜関内」を出店しホテル産業に名乗りを上げた。ホテル産業に参入した経緯と今後の事業展開について長谷川ホールディングスおよび長谷川トラストグループの長谷川芳博代表に聞いた。


長谷川トラストグループ 代表 長谷川芳博氏

 
長谷川トラストグループ
代表 長谷川芳博氏
北海道出身。1997 年くらしに必要不可欠なニーズを総合的に提供し『家族とくらしを支える。』をスローガンに長谷川興産株式会社設立し翌年おそうじ本舗事業開始、2002 年長谷川興産ヘルスケア事業本部(現長谷川介護サービス㈱)を開設、2009 年保育所開園、2011 年人材派遣事業開始、2012 年フードサービス事業開始、2015 年農業生産法人長谷川ファーム北海道㈱発足、2016年特例子会社長谷川ソーシャルワークス㈱発足、長谷川トラストグループ設立。


聞き手・本誌 専務取締役・経営企画室長 村上実
     本誌 週刊ホテルレストラン 編集長 岩本大輝

村上 このたびはホテル事業1 号店となる「Y's CABIN(ワイズキャビン)横浜関内」を10 月29 日にグランドオープンされるとのこと、誠におめでとうございます。ホテルの特徴などについて教えてください。
 
長谷川 「Y's CABIN 横浜関内」は、長谷川トラストグループのホテル事業初参入となる案件です。JR 関内駅から徒歩約1 分という好立地で、横浜スタジアムへは約700m、中華街にも徒歩圏というロケーションです。160 室のキャビン型宿泊設備とレストラン兼ラウンジ、大浴場、無料のWi-Fi 環境を備えており、ホテルより気軽で手ごろ、ミニマムなカプセルより上質で快適をコンセプトにビジネス、観光ともに需要を見込んでおります。ホテル名のY’s にはYou's=「あなたのための」という思いを込めました。これまで当社が人にかかわるさまざまなサービス業を手掛けてきた中で決めた名前です。
 
村上 今回、他業種からのホテル業参入とのことですが、現在の主力事業について教えてください。
 
長谷川 1997 年に長谷川興産を創業し、「おそうじ本舗」というハウスクリーニング事業からスタートして2002 年には介護事業、2005 年からは「靴専科」という靴のリペア事業を開始しました。そのほか子育て支援サービス事業や給食事業、レストラン、カフェ、ファームの運営なども手掛けています。(ホテル、レストラン、カフェ、ファームは、長谷川トラストグループが事業展開)
 
岩本 大変多角的な事業展開を図られているのですね。事業のスタートとなった「おそうじ本舗」について教えてください。
 
長谷川 「おそうじ本舗」は、清掃のプロを家庭はじめ店舗、オフィスに派遣して、日ごろの掃除から、分解クリーニングなどの専門清掃まで行なうサービスです。現在、47 都道府県の主要都市に構えています。サービスエリアは離島などを除き全国の95%をカバーしています。
 
岩本 20 年前は一人で立ち上げられたのですか。
 
長谷川 はい、一人で始めた事業です。よく聞かれるのですがハウスクリーニングはまったく未経験で始めました。自分が好きなこと、一生続けていけると感じた仕事を選んだ結果であり、そこに「この事業が儲かるから」という発想はありませんでした。
 
 当時は日本でも夫婦共働きが一般的になり、「ディンクス」という言葉が出始めたころでした。一方、共働きが普通の欧米を見るとハウスクリーニングや家事代行が盛んに行なわれており、日本もいずれそんな時代が来るだろうと思ってこの事業に取り組んだのです。

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