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2016年9月 世界4地区と国・都市別ホテル客室指標

【月刊HOTERES 2016年11月号】
2016年11月25日(金)
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アジア・パシフィックは2指標で上昇
 
 アジア・パシフィック全体の稼働率、客室平均単価(以下ADR)と販売可能客室一室当たり収益(以下RevPAR)は、2指標で上昇の結果となった。
 
 稼働率は69.1%(2.6%増)、ADRはUSD97.71(1.8%減)、RevPARはUSD67.54(0.8%増)だった。
 
 なお、日本の稼働率は84.2%(0.7%減)、ADRは1万4600.49円(2.3%減)、RevPARは1万2299.65円(3.0%減)だった。
 
 今回の調査にあたり、STRは次のようにコメントした。
 
「モルディブは稼働率61.3%(6.5%減)、ADRはMVR7612.88(6.8%減)、RevPARはMVR4665.35(12.8%減)と3指標すべてで減少し、同国の観光需要が全体的に減少傾向にあります。
 
 インドネシアは稼働率64.5%(5.0%増)、ADRはIDR106万7144.50(7.7%減)、RevPARはIDR68万8492.00(3.1%減)と2指標にて減少し、稼働率は近年増加傾向にありますが、その分ADRが減少し続けています」
 
 主な市場動向として、メルボルン(オーストラリア)は稼働率8 2 . 9%( 1 . 5%増)、ADRはAUD177.23(0.6%減)、RevPARはAUD146.91(0.9%増)と2指標で増加した。
 
 三亜(中国)は稼働率60.4%(0.3%増)、ADRはCNY627.54(10.7%減)、RevPARはCNY378.84(10.5%減)と2指標で二ケタの下落となった。

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