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トップインタビュー  (一社)全日本シティホテル連盟 会長 清水 嗣能 氏

経営・運営に不可欠な情報交換や研修などを徹底強化、 加盟メリットを打ち出していく

【週刊ホテルレストラン2017年08月25日号】
2017年08月25日(金)
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2017 年6 月19 日、(一社)全日本シティホテル連盟(以下、JCHA)の第八代の会長に、福井県で66 年間宿泊業を営む清水嗣能氏が就任した。ホテルの開発軒数は年々増加する中、営業促進を目的とした各種組織も増えており、そうした加盟メリットについても真意を問われ始めている。日本の観光業の課題への取り組みを交えながら、協会組織の在り方について聞いた。
 

(一社)全日本シティホテル連盟 会長 清水 嗣能 氏
(一社)全日本シティホテル連盟 会長 清水 嗣能 氏

最低限の「おもてなし」とは
交通・言語インフラの整備
 
就任から約2 カ月となりますが、JCHA として近年取り組んできたこと、就任後に挑んでいくことについて。その思いは。
 
 前任の藤野会長とともに、副会長時代からJCHA のさらなる発展のために尽力してまいりました。前会長が、「地域づくり」は観光立国における一丁目一番地の事業として「DMO(Destination ManagementOrganization)」の推進もよく唱えていました。何よりも、インバウンドの入客が全国レベルで求められているからと言えます。面で売る、時代なのです。日本はセールスプロモーションが下手でまるで、いい食材で作ったのに料理がいまいちといった感じです。ここはメディアとうまく付き合っていくことで、国内外に日本の魅力を発信していくことも必要です。
 
 また、当会事業指針として「国づくり」「会づくり」「人づくり」「宿づくり」を掲げて、JATA や日本観光振興協会などの総会に赴き、日本の観光業の発展には観光インフラの強化が大事であるという共通認識をさせていただきました。その場所に訪れる動機づけとなる情報発信をしていても、いざ到着した中でのアクセスが不便だと二度と訪れたいとは思わないでしょう。
 
 例えば私のホテルがある福井県には、世界無形文化遺産にもなった紙すき体験ができる「越前和紙の里」があるのですが。例えばここへのアクセスが、JR 福井駅から北陸線「武生」駅まで行き、そこからバスなのですが。これが路線バスなので本数も決して多くありませんし、そこまでの案内表示も車内アナウンスも日本語のみでした。このままでは、SNS で「イイね」と拡散してもらうには、何らかの対策は不可欠です。これではだめだと思い、方々働きかけをしたところ、わずかですが改善されています。が、県立福井恐竜博物館や苔寺で有名な「平泉寺」など課題山積なエリアは多々あります。日本にはこのような地域はどこにでもあることで、これらを一つ一つ改善していくことが、地域に人を呼べる力を備えること=すなわち「国づくり」の基盤となっていくととらえています。
 
 特に藤野前・会長は、この「国づくり」の部分で在任中かなり尽力してきたと感じています。私に課せられたこととは、その築き上げてきた部分を、今度は会員に対していかに実利に落とし込んでいくかが問われると思っています。

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