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2018年9月21日号 トップインタビュー ルレ・エ・シャトー 国際会長 フィリップ・ゴンベール 氏

料理とおもてなしによる、より良い世界を構築する。 そのビジョンを次世代にも継承していきたい

【週刊ホテルレストラン2018年09月21日号】
2018年09月21日(金)
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1954 年の創立以来、60 年余もの歴史を有する「ルレ・エ・シャトー」。世界的権威を誇るラグジュアリーホテルとガストロノミーレストランの協会組織として広く知られている。今年は、日本支部が設立から30 周年を迎えた。日本のメンバーも着実に増えつつあるが、昨年再任されたゴンベール会長は、「まだまだポテンシャルなメンバーがいるはず」と大きな期待を寄せている。来日されたゴンベール会長に「ルレ・エ・シャトー」のミッション、今後の展開、日本の観光産業の課題を聞いた。

ルレ・エ・シャトー
国際会長
フィリップ・ゴンベール 氏
司法学院パリ第10 大学ナンテール修士(公法)卒業。経験豊富な弁護士であり、家族がフランス・ラカーヴにある“ シャトー・ド・ラ・トレーヌ” の権利を1982 年に取得。その後ホテル業界でのキャリアを始める。その後10 年間にわたり、平日はパリで弁護士として働き、週末はそのシャトーという生活を送った。1992 年、シャトーはルレ・エ・シャトーファミリーの一員として加盟が認められ、12 年連続してルレ・エ・シャトー協会の支部長、事務総長として国際取締役会員を歴任。2014 年ルレ・エ・シャトー世界大会がベルリンで開催された際、国際会長として選任され、現在に至る。

 
その土地に根差した
ホスピタリティーや食文化を提供
 
❒ ルレ・エ・シャトーのメンバー数を教えていただけますか。
 
 ルレ・エ・シャトーのメンバーは現在571 軒、世界約66 カ国に及んでいます。フランスが発祥の地なので、国別で見ると最も多く144 軒加盟しています。残り427 軒はフランス以外の国となるだけに、本当に世界レベルで発展しているホテル・アソシエーションと言えます。
 
❒ ルレ・エ・シャトーは、食とおもてなしによる豊かな世界の創造をミッションとしています。特に食にはこだわりが強いのではありませんか。
 
 571 軒のうち、ほとんどがホテルであってもレストランが付いています。ホテルだけ、宿泊施設だけというのは、2 軒のみです。パリ市街のホテルですが、その代わりに周囲にルレ・エ・シャトーに加盟しているレストランが何軒もあります。結局、周りにレストランが何軒かあれば、例外的にホテルにレストランがなくても良いとしています。でも、基本的には宿泊施設であればレストランが付いているというのが条件です。それ以外に、レストランだけというメンバーが95 軒あります。だから、食はルレ・エ・シャトーにとっては必須の条件です。さらに補足すると、230 軒はミシュランガイドの星付きです。それらの星の数を合計すると349 になります。世界中でミシュランガイドの星の数が一番多いグループであると自信を持っています。それは、間違いありませんね。
 
❒ 重厚感のあるブランドですね。
 
 230 軒が星付きと言いましたが、ミシュランガイドが出ていない地域にもメンバーはたくさんいます。もし、ミシュランガイドが世界66 カ国で発行されたら、星の数はもっと格段に増えてきます。それだけ、食に対するルレ・エ・シャトーのステータスは高いということです。
 
❒ 加盟するための条件がかなり厳しいのではありませんか。
 
 ルレ・エ・シャトーに加盟するための条件がたくさんあるのですが、重要な要素として食に関して言えば、地域の食材をしっかりと使っているか、地域と共存している施設であるかが挙げられます。旅先の食だけでなく文化を体験できるというものを持っていないとメンバーにはなれません。そういう意味でも、ルレ・エ・シャトーはローカルをとても重要視しています。まさに、その地に根差したアール・ド・ヴィーヴル(人生を豊かにする術)を堪能していただきたいからです。

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