ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • Tourism and Bridal Market Data 観光・ブライダルマーケットエリアデータファイル《福井市編》
Tourism and Bridal Market Data 

観光・ブライダルマーケットエリアデータファイル《福井市編》

【週刊ホテルレストラン2018年10月12日号】
2018年10月12日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 
今回は福井県の県庁所在地である福井市を取り上げる。日本海と山地に囲まれた地形で、豊かな自然に恵まれている都市だ。また、戦後時代にはたびたび歴史の舞台となった地であり、一乗谷朝倉氏遺跡や柴田勝家の北庄城跡など、市内にはさまざまな史跡が残されている。以下に福井市のマーケットポテンシャルと、今回は福井県の観光マーケットに重点をあてて見ていこう。
 
文殊リサーチワークス http://monju-rw.com
毎月第2週号に掲載
 
 福井市は福井県の北部に位置する、県の中心都市である。京都など関西大都市圏に距離的には近いものの、広域交通の便があまりよくないことから比較的隔絶された立地となっている。しかし、北陸新幹線の延伸に伴い親駅が設置される予定があり、首都圏からの時間距離が短縮されることから、今後の観光マーケットの流入が期待されるところだ。現在は東海道新幹線や北陸新幹線などと連絡する特急が福井駅から出ている。広域交通道路では北陸自動車道、中部縦貫自動車道が走り、市内に福井IC、福井北JTC が位置する。
 
 福井市の求心力を見てみると、都市勢圏は坂井市や越前市、鯖江市などを内包する7 市4 町(福井市含む)から形成され、県の北部全域となる約30㎞~ 50㎞圏をカバーしている。福井市の自市内就業率は82.6%。福井市への就業・通学流入率を見ると、永平寺町から35.5%、坂井市から27.2%と強い影響力があることが分かる。隣接都市も多く、県北部において求心力のある都市と言える。
 
 また、福井市の商業ポテンシャルを見ると、商業拠点性指数(※ 1)は1.31で、周辺の消費を吸収する商業拠点都市を形成している。小売販売額、売場面積はそれぞれ県内の約40%のシェアを占めており、県内商業も福井市に集中していることが分かる。市内の商業環境を見てみると、駅前には「西武福井店(店舗面積2 万2108㎡)」が位置するほか、郊外に「フェアモール福井(4 万4571㎡)」、「ショッピングシティ・ベル(2 万8010㎡)」などの大型SC が位置している。
 
1. マーケットポテンシャル
 
 福井市の人口は26 万5796 人(2017年3 月末人口)。県内人口シェアの33.5%を占め、県内で最も大きい人口規模を有しているが、県の中心都市としては比較的小さい人口規模と言えるだろう。その他の県内主要都市を見ると、坂井市が9 万2760 人、越前市が8 万2947 人と続いている。福井市と第2 位の都市である坂井市とでは3 倍近い人口差があり、福井市への県内マーケット
の一極集中が顕著な状況になっている。(図表1)
 
 人口増加率(17 年/ 12 年)を見ると福井市は0.4%の微増となっている。その他の県内主要都市の中では鯖江市が1.6%、越前市が1.0%と、緩やかな増加傾向になっている。しかし、その他の市域はすべて減少傾向であり、勝山市は▲ 5.8%、大野市は▲ 4.5%となった。減少都市が多いものの、同レベルの地方都市と比較すると人口規を維持している都市が見られる方と言える。
 
 福井市の年齢構造を見ると、若年人口比率は17.6%、適齢期人口比率は20.2%となり、若年人口比率、適齢期人口比率ともに全国値(若年人口比率18.0%、適齢期人口比率25.1%)を下回っている。その他の県内主要都市にも全国値を上回る都市は見られない。県内においては鯖江市が若年人口比率20.2%、適齢期人口比率21.3%と、最も高い水準である。一方、福井市の高齢者人口比率は27.3%で全国値(23.0%)を上回っており、その他の県内主要都市もすべて全国値を上回っていることから、県内全体において高齢化が進展していることが分かる。(図表2)
 
 将来推計人口を見ると、福井市は今後減少フェーズに突入し、2040 年頃には2010 年ベースから約10%程度減少すると推計されている。その他の県内主要都市を見ると、鯖江市は県内でプラストレンドが最も続くと予測され、将来的にも2010 年ベースをほぼ維持できる。しかし、その他都市は将来的に2010 年ベースの60%~ 80%程度になる可能性がある。今後も県内における福井市への人口一極集中にかわりはないが、高齢化が進展しているため、広域でのポテンシャルは低下する。県内では人口ポテンシャルの高い鯖江市は越前市を抜いて県内第3位の都市になる可能性がある。(図表3)
 
----
「福井県主要都市の人口マーケットトレンド」「福井県主要都市の年齢構成」「福井県主要都市の将来推計人口」「福井県主要都市の婚姻マーケットトレンド」「福井県の観光目的日帰り・宿泊比率」「福井県の観光目的県内・県外客比率」「福井県の観光消費額単価」「福井県の市町村別入込状況」「福井県の目的別入込状況」「国籍別訪日外国人の福井県への訪問率」、解説、図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入、または電子版有料版にご登録いただけますよう、お願い申し上げます。
 
2018年10月12日号ご注文フォームはこちら
 
電子版(ブラウザ版PDF)購入はこちら

■業界人必読ニュース

週刊ホテルレストラン最新号
2018年10月19日号
2018年10月19日号
本体1,600円(税込)
【特集】バスアメニティの新たな潮流
【トップインタビュー 】
ラッフルズ シンガポール 総支配人 クリスチャン・ウエストベ…

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE