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酒のSP

カクテル、食後酒の幅が広がる 北欧産スピリッツ。ウイスキーも

【週刊ホテルレストラン2018年10月12日号】
2018年10月12日(金)
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初回生産400 本
北欧のハンドメイドライウイスキー
 
 北欧のスピリッツを見直してみる気はないか。フィンランドのヘルシンキ・ディスティリング(The Helsinki Distilling Company、以下HD) のドライジン、その名も「ヘルシンキ ドライジン」は国際的なスピリッツ・コンペティション「DESTILLE BERLINE」で2016 年に金賞とSpirits of the year を受賞。17 年以降も金賞を取り続けている。フィンランド産のリンゴンベリー(コケモモ)やジュニパーベリー、スペイン産のレモンとオレンジのピール、そしてフェンネルやコリアンダー、オリスルート、セイヨウトウキの根にバラの花も使用した華やかなジンは、時に「北欧の森のような香り」と評される。このHD はヘルシンキで上質なウイスキー造りを志して設立された新興蒸留所で、ジンのほかに、ジンに用いるボタニカルを強調した各種のリキュールなどを生産してきた。彼らにとっての念願であり、初めてのウイスキーが9 月20 日、ジャパンメディアセールス(静岡県島田市、田中 幸之祐代表)によって日本でお披露目された。ライ麦麦芽を原料としたウイスキーのファーストバッチはアメリカンオークの新樽で3 年の熟成を経た。ボトリングまでハンドメイドによるウイスキーには樽番号やボトルナンバーも記載されており、初回生産がわずか416 本だということが分かる。
 
 原料由来のライトな味わいと軽やかに抜けていく熟成香が、この原酒が長期的な熟成を経てどう変化していくのか、また異なる樽による熟成ではどのように収斂されていくのかなど、何かと興味が広がる北方のウイスキーだ。日本への流通は30 本。発売間もなくの売り切れが予想される。

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