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ホテルに必要なすべてのITシステムの トータルソリューション

ホテルに必要なすべてのITシステムの トータルソリューションをすべて自社で開発・販売

2020年02月03日(月)
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 日本のホテル市場は、世界的に見ても特異な業態であるビジネスホテルを生み出しながら競争の中で進化してきた。日本のホテ ルは客室のコンパクト化、効率化の推進など、世界市場において運営面での強みを持っていると言っていい。一方で館内のIT化に 関しては、日本のホテルは世界に遅れを取っている。こうした問題を解決するために、新しい発想のITシステムをホテルに提供し ているのが㈱ネットシスジャパンだ。 自動チェックイン機、宿泊管理システム(PMS)、業務支援システム(清掃管理、客室在不在)、付帯施設稼働・混雑情報表示システム・ IOT機器(ランドリー、大浴場、レストラン)、VOD(TVソリューション)、館内ネットワーク設備(Wi-Fi)など、従来のホテルは個別で 導入したものを、ネットシスジャパンは製品開発から導入、アフターケアまで一社で一気通貫のトータルソリューションを提供している。 


(株)ネットシスジャパン 代表取締役 朴 宰徳(パク・ジェトク)

ホテル館内で統一されたITシステム・IOT機器をワンチーム(1 社)が提供することで現場業務を最大限に効率化する

 
  従来のホテルでは、20年から30年使い続けることを想定 したITシステムを使い続けてきた。そして長年使い続けるとい う考え方に基づいて開発された旧来のITシステムは、時代の 変化のスピードについていけなくなってきている。次々にスマー トフォンの新機種が登場する今の時代、ホテルも導入後すぐに 適用できて、3年から5年のスパンで次々とアップデートできる 形のITシステムを導入していくべきではないだろうか。ネットシ スジャパンはこうした時代のニーズに対応するために開発され た商品をラインアップしている。 「最近の日本のホテル市場では、人手不足、インバウンド対応 力不足が大きな問題になっています。ITの活用で業務を効率 化し、こうした問題の解決につなげることが大きなポイントに なります」とネットシスジャパン代表取締役の朴宰徳氏は言う。 「誰もが慣れているスマートフォンで、客室、フロント、バック ヤードなどホテルのすべての場面を管理することが重要だと私 たちは考えていますが、ホテルの現状はそうはなっていません。 そこでホテル内のITシステム・IOT機器をすべてワンチーム(1 社)でまとめて提供するという考え方で、私たちは商品を展開 しています」 ホテル館内に統一されたシステムを導入してもらうため、 ネットシスジャパンでは自動チェックイン機、宿泊管理システム (PMS)、業務支援システム(清掃管理、客室在不在)、付帯施 設稼働・混雑情報表示システム・IOT機器(ランドリー、大浴場、 レストラン)、VOD(テレビソリューション)、館内ネットワーク 設備(Wi-Fi)といったホテルが必要とするITシステム・IOT機器類をすべて一社で提供している。この形でITシステムを提供 するためには、開発に掛かる費用、人材の確保、ノウハウと技 術などの要素が求められるが、それらの要素以上にネットシス ジャパンが組み込みシステム開発からスタートした企業である ことが大きな武器となっている。 「当社は組み込みシステムの基盤になるマイコン制御の技術の 高度化でIOTを実現しています。私たちの組み込みシステムで ある客室の在不在、大浴場とランドリーの混雑状況、リネン 管理などはマイコン制御からの基本情報を収集して、管理サー バー経由でテレビ、タブレット端末、スマホなどに情報表示を しています。マイコン制御のプロフェッショナル集団であること が、ネットシスジャパンの強みです。競合他社も同様な製品を 発売していますが、マイコン制御技術をリードする当社製品の クオリティに達するにはなかなか厳しいでしょう。」
 

各ホテルの運営方法に適した商品を提案 時代に合った情報伝達へお客さまを誘導

  
   ITシステムを操作するために現場に配備される機器(IOT機 器含む)およびインターフェイスについては、時代に合わせて 変えていけばいい。ただし基本ベースになるデータを1つにま とめていくことができなければ、オンリーワンのITシステムを ホテルに提案することはできない。それぞれのホテルによって どのような仕様で商品を提供すべきなのかは、ホテルの運営方 法によって違ってくる。ホテル毎の運営に適したITシステムを、 一社で提案できるのがネットシスジャパンの強みなのだ。 「私たちはプロの視点から3年先を予測しながら商品を開発し ています。そうしなければ納品した時点で、その商品は現場の ニーズに合わなくなってしまうでしょう。私たちは企画から設計、 試作品までを社内で手掛け、外注した場合の10分の1程度の コストで商品を創り上げることが可能です。安価で良質な商品 を市場に提供することで、お客さまにメリットを感じていただ いております。」 ネットシスジャパンの事業活動の中で販売の割合は30%程度 であり、70%は開発・維持・補修・メンテナンス・更新に関す る仕事に当てられている。 古いシステムを使っているホテルがネットシスジャパンの商品 に切り替えることで、大きく変わるのは「、相談窓口が1つになり、 やりたいこと、不便なことをすべて相談できる」というメリット を享受できるようになる。 「ITシステムの活用でホテルの組織が使っているエネルギーの割 合を変化させていくことができます。たとえばフロント業務を効率 化するために、客室からの問い合わせに対する案内をITで自動 化する。問合せの情報表示はテレビ画面を使うのか、QRコード をスマホで読み込んでもらうのか、時代に合った形で情報を得ていただける仕組みに誘導していくことが私たちの目標となります」
 

ホテル市場の多様な変化に対応するために 開発のすべてができる体制を整えている

   ネットシスジャパンでは、可能な限り毎年ITシステムのバー ジョンアップを行っている。時流にあわせたバージョンアップ を行うことで、取引先のホテルがマーケットにおける勝利を掴 むことにつなげてもらいたいと願っているからだ。 「IoTによって現状をホテルがどのように管理、維持して、お客さ まに案内するのかがポイントです。自動チェックイン機、PMSな どのシステムは今後も変化していくはずですが、その変化はホテ ルの運営方針に基づいたものになるでしょうし、ホテルがターゲッ トとするお客さまの層によっても変化のパターンは異なります。多 様な変化に対応していくためにも、自社で設計から開発、納品ま ですべてできる体制を整えていることは大きな意味を持ちます」 現在、日本のホテル業界はインバウンドの増加を背景に稼働 率が高まっている。ただ毎年の成長の傾向を見ると、利益率 の伸びは全体的に鈍化していると言えるだろう。ホテルの経営、 運営両面からITシステムをどのように活用し、業務を効率化し ていくのかを真剣に考えなければならない時期を迎えている。 「これからホテルのITシステムは、今以上に早いスピードで進 化していくでしょう。真剣にITシステムに関心を持たないホテ ルは、競合ホテルにどんどん差を開かれてしまいます」 ネットシスジャパンが描く近未来のビジョンを知ることで、時 代に即したホテルの1つの形が見えてくる。
 


ネットシスジャパンのITシステム及びPMSは有名ホテルチェーンをはじめ、日本 国内と海外を含む約1,350軒のホテルが既に導入している。

㈱ネットシスジャパン www.netsysjapan.co.jp

<新潟本社> 〒950-0914 新潟県新潟市中央区紫竹山1丁目7番地20号 お問い合わせ:info@netsysjapan.co.jp / TEL / 025-248-6500
<東京支店> 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目5番地3号 陽光日本橋馬喰町ビル10階 お問い合わせ:info@netsysjapan.co.jp / TEL 03-5645-5544

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