JWマリオット・ホテル東京、都心の新たな聖域として開業──“人を第一に”の理念を胸に世界136軒目の旗艦誕生
デイヴィッド・マリオット氏、カプアーノCEO、喜勢社長らによる「ユニティ・プランティング・セレモニー」
心温まるエレガンス、東京・高輪に息づく
10月22日、東京・高輪ゲートウェイに「JWマリオット・ホテル東京」がグランドオープンした。マリオット・インターナショナルが展開する30以上のブランドの中でもザ・リッツ・カールトン、セントレジスと並び、最上位に位置するラグジュアリーブランド「JWマリオット・ホテル」としては、国内2軒目にして首都圏初のホテル。
開業を記念して開催されたレセプションには、創業者の直系である取締役会会長デイヴィッド・マリオット氏、社長兼CEOアンソニー・カプアーノ氏が来日し、ホテルの理念と未来を語った。
創業家のDNAが息づく、ホスピタリティの原点
デイヴィッド・マリオット会長は、約1世紀前に祖父J・ウィラード・マリオットと祖母アリスがワシントンD.C.で始めたわずか9席のルートビアスタンドの話からスピーチを始めた。
「従業員を大切にすれば、お客様も大切にしてくれる。その信念が、今日まで私たちの企業を支えてきました。」
1980年代に父が祖父への敬意を込めて立ち上げた「JWマリオット」ブランドは、今では世界136軒にまで拡大。
デイヴィッド氏は「祖父母が家庭で実践していた“思いやり”と“つながり”を体現するブランドとして、これからも“おもてなし”の精神を世界に伝えていく」と語った。
デイヴィッド氏は「祖父母が家庭で実践していた“思いやり”と“つながり”を体現するブランドとして、これからも“おもてなし”の精神を世界に伝えていく」と語った。
JWマリオット 取締役会会長 デイヴィッド・マリオット氏
アジアが描くラグジュアリーの未来
続いて登壇したアンソニー・カプアーノCEOは、「JWマリオットホテル東京」を“モダンラグジュアリーの象徴”と位置づけた。
同氏は、「マインドフルネス」「ウェルビーイング」「文化的真正性(Authenticity)」を現代のラグジュアリーの核に据えると述べ、日本市場をマリオットの最重要エリアの一つと位置づけた。
「APEC地域にはすでに30軒以上のJWマリオットが存在し、世界のラグジュアリーホスピタリティの未来はアジアが形づくっている。」
また、「我々の成功は常に“地域に根ざした関係性”にある」と強調。地域文化との共創を通じて新たなラグジュアリー体験を提供する姿勢を明確にした。
JWマリオット 社長兼CEO アンソニー・カプアーノ氏
高輪から始まる“未来への共創”
パートナーであるJR東日本の喜勢陽一社長は、会場となった「高輪ゲートウェイシティ」の歴史的背景に触れた。
「ここは日本で初めて鉄道が走った地。150年にわたる革新の系譜を継ぎ、このまちを“心の豊かさを育む実験場”として未来へとつなげたい。」
その象徴として、グローバルブランドJWマリオットを迎え入れたことに深い感謝を述べ、「この地から希望ある未来をともに創っていこう」と締めくくった。
JR東日本 社長 喜勢陽一 氏
東京から世界へ、“おもてなし”の新たなかたち
式典では、デイヴィッド氏、カプアーノCEO、喜勢社長らによる「ユニティ・プランティング・セレモニー」が行われ、開業の象徴として植栽に水が注がれた。
東京都知事・小池百合子氏からも祝辞が寄せられ、「東京の国際的プレゼンスをさらに高めるホテルの誕生」と期待を寄せた。
“心温まるエレガンス”を理念に掲げるJWマリオット。
この高輪の地に根を下ろし、世界と日本をつなぐ新たな“都心のサンクチュアリ”としての歩みが、今、静かに始まった。
ーーー
JWマリオット・ホテル東京 公式HP
ーーー
JWマリオット・ホテル東京 公式HP
https://www.marriott.com/ja/hotels/tyojw-jw-marriott-hotel-tokyo/overview/?msockid=30c8c4faafc9637014fdcbe4aef362b3
ーーー
文・オータパブリケイションズ 義田
Mail:yoshida@ohtapub.co.jp
ーーー
文・オータパブリケイションズ 義田
Mail:yoshida@ohtapub.co.jp




