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京王プラザホテル×ギフティ ホテルギフト券の電子化で新規顧客を獲得 「eGift System」サービスを通じギフティが目指す「ホテルの信頼できるパートナー」

京王プラザホテル×ギフティ ホテルギフト券の電子化で新規顧客を獲得 「eGift System」サービスを通じギフティが目指す「ホテルの信頼できるパートナー」(PR)

2025年12月25日(木)
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(左より)株式会社京王プラザホテル 営業戦略室 顧客開発支配人 庄子岳法氏,料飲宴会部 料飲予約 スーパーバイザー 濱谷愛美氏,株式会社ギフティ 第二事業本部 Gift Creation 副本部長 田渕恵理氏
(左より)株式会社京王プラザホテル 営業戦略室 顧客開発支配人 庄子岳法氏,料飲宴会部 料飲予約 スーパーバイザー 濱谷愛美氏,株式会社ギフティ 第二事業本部 Gift Creation 副本部長 田渕恵理氏

 eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開するギフティは、「eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する」というコーポレートビジョンのもと、ホテル業界に向けeギフトやチケットを発行し販売する「eGift System」サービスの提供を強化している。
 京王プラザホテルでは、2025年5月からギフティの「eGift System」サービスを導入。館内のレストラン&バー・ラウンジ13店舗での会計に利用できる「京王プラザホテル eGift」を発行し、京王プラザホテルの販売サイトでの販売を開始した。さらに同年6月から、ギフティが運営する個人向けのWEBサービスおよびスマートフォン向けアプリ「giftee®」および、法人・自治体を対象とした「giftee for Business」においても販売している。
 京王プラザホテルの庄子岳法氏と濱谷愛美氏、ギフティの田渕恵理氏に、ホテルにおけるeギフトの可能性について語り合っていただいた。※以下、敬称略

電子チケット生成の仕組みの提供から商品の流通まで一貫してサポートできる


田渕 紙のギフト券を誰かに贈る際、ホテルまで足を運んで購入し、また購入後にはお相手に郵送するか直接会ってお渡しする必要があります。贈りたいと思ってからお相手の手元に届くまでにタイムラグが発生するため、ギフトと一緒に届けたい気持ちを即座に伝えることができないということがあると思います。
 また、ホテル側においても、ギフト券を紙で運用する場合、管理や集計など煩雑な事務作業、例えば、ゲストがギフト券の郵送を希望される場合には、封入や郵送などの作業が発生します。また、会計処理時には、ギフト券の使用可否をシリアル番号と照合し確認する必要があり、集計や経理作業にも手間がかかっているというお話を聞いていました。ホテルのギフト券販売に関するこうした課題を解決すべく「eGift System」サービスの提案を進め、京王プラザホテルに導入いただきました。
 
庄子 eギフトで贈れる商品は、カフェやコンビニで利用できる低単価な商品が多い印象がありました。そのため、比較的高価格と言えるホテルの飲食事業の商品とeギフトの親和性は未知数であると感じていました。
 同時にeギフト市場のボリュームゾーンである若い世代の方々にも私たちのホテルを利用していただきたいという思いはありましたから、訴求できるような新しいサービスに対してしっかりとアンテナを立てておく必要があると考えていました。
 京王プラザホテルでは、従来、「プラザチェック」と呼ばれるホテルギフト券の他に、主にご購入者ご自身がご利用される季節限定のレストラン食事券等を紙券として運用・販売していました。これまでは他社システムを利用し、食事券の一部を電子化して販売していましたが、より利便性の高い仕組みを求めて、ギフティの「eGift System」を導入しました。
 現在では、季節限定のレストラン食事券だけでなく、通年で利用できる食事券や、ホテル会員プログラムの特典としても活用しており、サービス展開の幅が広がっています。

 

「eGift System」サービスでは、eギフトの生成・販売や実績管理に留まらず、流通サポートまでワンストップで提供。京王プラザホテルでは導入当初、ランチやディナー、アフタヌーンティーなど5券種を用意。その後も季節性などを考慮しながら、eギフトのラインアップの充実を図っている
「eGift System」サービスでは、eギフトの生成・販売や実績管理に留まらず、流通サポートまでワンストップで提供。京王プラザホテルでは導入当初、ランチやディナー、アフタヌーンティーなど5券種を用意。その後も季節性などを考慮しながら、eギフトのラインアップの充実を図っている


濱谷  従来はスマートフォンのウォレット機能に電子チケットを追加しなければ提示できない仕組みだったのですが、「eGift System」で発行するeギフトは、メールやチャットで送付されたURLをスマートフォン上で開くだけで提示できます。現場のスタッフからは、決済に掛かる時間が短縮され、会計時の作業効率が向上したといった声が聞かれます。
 また「eGift System」の導入により1つのシステムで自家需要とギフト需要の両需要に対応できるようになりました。「京王プラザホテルeGift」販売ページでは、記念日などの特別な日のお食事のため電子チケットをご自身用に購入いただくこともできますし、eギフトとして友人や大切な人などにホテルでの特別な食事体験を贈ることもできます。1つの販売画面で用途を選択してご購入いただけるようになったことは大きな進歩であり、売り上げ面でもプラスになっていると思います。

認証番号入力やコード読み取り、POS連携、専用決済端末での読み込みなど、ギフティでは導入ブランドのオペレーションに合わせ多様なeギフト決済処理手段を提供している
認証番号入力やコード読み取り、POS連携、専用決済端末での読み込みなど、ギフティでは導入ブランドのオペレーションに合わせ多様なeギフト決済処理手段を提供している


田渕 「eGift System」サービスは、eギフトの生成から、生成したeギフトの販売・流通まで一貫してサポートできることが特長です。ホテルの自社販売サイトでの販売に加えて、ギフティが展開する個人向け「giftee®」および法人・自治体向け「giftee for Business」、また、提携先の外部の販売チャネル等、ギフティの流通網を活用いただき、ホテルのeギフトを個人・法人・自治体に様々な用途やシーンでご利用いただくことが可能となります。特に「giftee for Business」では、法人が実施する会員プログラムやキャンペーンのインセンティブとして、また、従業員向けの福利厚生ギフトとして、自治体の住民施策等のギフトとしてなど、流通額を拡大させるための伴走支援が可能です。ギフティの幅広い流通網を活用いただける点が、「eGift System」サービスの強みであると考えています。

「giftee for Business」は、アンケートの謝礼や来店促進、SNSを活用したキャンペーンなど、さまざまなプロモーション・マーケティング施策のインセンティブとしてや、自治体の各種住民施策にも活用されている
「giftee for Business」は、アンケートの謝礼や来店促進、SNSを活用したキャンペーンなど、さまざまなプロモーション・マーケティング施策のインセンティブとしてや、自治体の各種住民施策にも活用されている

「eGift System導入後も、紙のギフト券と併用することで、ゲストの利用シーンや好みに応じて選べる環境を整えております」という庄子岳法氏
「eGift System導入後も、紙のギフト券と併用することで、ゲストの利用シーンや好みに応じて選べる環境を整えております」という庄子岳法氏
「ランチブッフェペアチケット、アフタヌーンティーのペアチケットが特に好調で、若年層にも購入していただけている印象を受けています」と言う濱谷愛美氏
「ランチブッフェペアチケット、アフタヌーンティーのペアチケットが特に好調で、若年層にも購入していただけている印象を受けています」と言う濱谷愛美氏
「eGift Systemで発行したeギフトは、自家需要に加え、デジタルのメッセージカードを添えてメールやSNSのDMで手軽にギフトとして贈ることができます」と言う田渕恵理氏
「eGift Systemで発行したeギフトは、自家需要に加え、デジタルのメッセージカードを添えてメールやSNSのDMで手軽にギフトとして贈ることができます」と言う田渕恵理氏

ギフト需要の開拓にとどまらず ホテルのDXに関連した様々な課題に伴走したい

田渕 ギフティは2025年からホテルに向けたご提案を本格化しています。現在「eGift System」は、京王プラザホテルをはじめ、日本ホテルや東京マリオットホテル等、既に9社に導入いただいていており、飲食だけでなく宿泊やスパなど、全国175施設で利用できるeギフトが発行されています(2025年12月現在)。今後も、レストランやバー・ラウンジなどの付帯施設を持ち、過ごす時間そのものがギフトとなりうるようなフルサービスホテルへの提案を推進したいと考えています。
 紙の食事券やギフト券の運用におけるホテル側の課題として、「紙券の処理作業が負担になっている」「印刷しなければならず気軽に券種を増やせない」「持参するのを忘れてしまうゲストがいる」などといったお話をよくうかがいます。「eGift System」は、その課題を解決できるツールとして既に複数のホテルにご導入いただいています。
 ホテルのコンテンツをギフトとして流通させることで、受け取った方が新規顧客としてはじめてそのホテルに足を運び、お食事等を体験される。そして、それをきっかけに新たなファンになるという流れを理想としています。ホテルでの体験はギフトと相性がよく、さらにeギフトという形にすることで、新規送客につなげるだけでなく、ホテル側の事務コストを下げ業務効率化を図るとともに、DX、ペーパーレス化のサポートにも繋がります。
 
濱谷 実際に「息子からeギフトを贈ってもらったので、はじめて京王プラザホテルに食事に来ました」というゲストもいらっしゃいました。eギフトはメッセージを添えて贈ることもできるので、今後もさまざまなシーンでの発展性が見られるのではないかと期待しています。
 
庄子 ホテル業界においても、eギフトの導入が進み、認知が広がっていくことで、より多くの方にご利用いただける環境が整っていくのは歓迎すべき流れだと感じています。
 利用者が増えることで、現場での運用も自然と洗練され、仕組みへの理解も深まっていきます。その結果、利便性を実感していただく機会も増えるため、ホテル側としても「eGift System」を導入するホテルが増えていく動きを前向きに受け止めています。

 

田渕 たとえば夜8時に「今日は母の日。贈り物をお忘れではありませんか」といったリマインドのメッセージを、ホテル側からSNSで発信することもできます。ホテルの窓口に買いに行くことはできなくても、デジタルであればオンライン上で即座に購入し、母の日ギフトを用意することができます。
 また、「eGift System」および発行したeギフトは、ギフト需要の獲得のみではなく、会員向けポイントサービスの交換商品やキャンペーン賞品等のインセンティブとしてご活用いただくこともできますし、株主優待券やふるさと納税の返礼品の電子化にもご活用いただけます。京王プラザホテル様でも、ふるさと納税の返礼品としてのご活用を開始されており、ふるさと納税のポータルサイトに掲載をいただいています。
 ぜひeギフトの販売のみならず、自社のキャンペーンのインセンティブをはじめ「eGift System」を多用途で最大限活用いただきたいと考えています。
 ギフティは今後も、ホテルにとって信頼できるデジタル施策のパートナーとして伴走し続けられるよう、さらなる流通チャネルの開拓および機能拡充を進めてまいります。


【「eGift System」に関するお問い合わせ】
株式会社ギフティ
eGift Systemサービス
“Giftify Everything,Circulate The Love.”でeギフトの開拓を加速するギフティの狙いとは

京王プラザホテル(新宿)
京王プラザホテル eGift

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取材:オータパブリケイションズ 義田真平 渋谷大紀 文:高澤豊希 撮影:林正

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