小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京都渋谷区)はこのほど、東京消防庁よりカスタマーサービス部宿泊課フロント勤務の渡邉晋作氏と山田大貴氏に「消防総監感謝状」が授与されたことを発表した。
昨年11 月、チェックインの際に突然意識がなくなり心肺停止状態となった顧客に対し、両名が、小田急サザンタワー内の防災センター隊員とともにAED による電気ショックと胸骨圧迫など、病院搬送までの一連の救命活動を迅速かつ適切に行ない、一命をとりとめたことが高く評価されたという。「消防総監感謝状」は東京消防庁が贈呈する賞の中でも最も栄誉あるもの。
同ホテルでは全従業員対象に火災や地震を想定した社内訓練を定期的に実施。また心肺蘇生法やAED による電気ショック、止血法などを学ぶ救命救急講習会を受講するなど常に緊急事態発生時に備えていた。
カスタマーサービス部宿泊課フロント勤務の渡邉晋作氏(右)と山田大貴氏(左)