2020年11月に三井不動産独自のブランド「HOTEL THE MITSUI」のブランドを冠するホテルとして開業した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」と、同ホテルに次ぐ二軒目の「HOTEL THE MITSUI」ブランドとして2026年内に開業予定の「HOTEL THE MITSUI HAKONE」の両ホテルの新総支配人が2025年7月1日に公表された。
「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の新総支配人として着任をしたのはヒルトンやコンラッド東京、マンダリン オリエンタル 東京、ロンドンのクラリッジズといった国内外の有数なリゾートおよびラグジュアリーホテルで豊富な実績を重ね、リーダーシップとマネジメント力において高く評価されてきた加勢田 愉士(かせだ よしひと)氏。
これまで培ってきた豊かな経験をもとに、前総支配人であった楠井 学(くすい まなぶ)氏の下で実現したフォーブス・トラベルガイドで5つ星や日本のミシュランキーセレクションで最高評価の3ミシュランキーを獲得した同ホテルに新たな息吹をもたらそうとしている。
また、「HOTEL THE MITSUI HAKONE」の総支配人には京都のHOTEL THE MITSUI KYOTOの開業準備から同ホテルの運営に携わり、前述の実績を生み出した楠井氏が就任。楠井氏は箱根の初代総支配人としてホテルの立ち上げを担うとともに、京都も含めたHOTEL THE MITSUIブランドの統括総支配人として、両ブランドのさらなる確立に取り組んでいく。
HOTEL THE MITSUIは2人の新たなリーダーのもと、ブランドコンセプトである「日本の美しさと ― EMBRACING JAPAN'S BEAUTY ―」を掲げ、その地に根ざした文化や自然に寄り添う体験の創出に取り組んでいくという。

加勢田 愉士(かせだよしひと)氏
HOTEL THE MITSUI KYOTO 総支配人
プロフィール
1980年生まれ。2004年にヒルトン東京ベイでキャリアをスタート。ヒルトン セブ リゾート&スパでの海外勤務やコンラッド東京でのマネジメントを経て、マンダリン オリエンタル 東京では宿泊部長などを歴任。2020年よりロンドンの名門ホテル、クラリッジズで宿泊部長を務めるなど、国内外のラグジュアリーホテルにて豊富な現場経験とマネジメント力を培う。2022年に帰国し、再びマンダリン オリエンタル 東京へ。ホテルマネージャーとして運営全般を担い、2025年7月にHOTEL THE MITSUI KYOTO総支配人に就任。

楠井 学 (くすい まなぶ)氏
HOTEL THE MITSUI 統括総支配人 兼 HOTEL THE MITSUI HAKONE 総支配人
プロフィール
1973年生まれ。1994年、パークハイアット東京に入社。ハイアット・リージェンシー・サイパン、グランドハイアット香港、マンダリンオリエンタル香港にて海外での経験を積んだ後、帰国。 その後、ザ・リッツ・カールトン東京 営業部長、フォーシーズンズホテル丸の内 東京 セールス&マーケティング部長、マンダリンオリエンタル東京 副総支配人 セールス&マーケティングなどの要職を歴任。2018年6月よりHOTEL THE MITSUI KYOTOの総支配人を務め、2025年7月よりHOTEL THE MITSUI統括総支配人 兼 HOTEL THE MITSUI HAKONE総支配人に就任。