観光業界に未来のために越えなくてはいけない高いハードルが突きつけられている中、
ゆるやかに復するであろう近い将来を見据えて全国各地で観光誘致に向けた活動が行なわれている。生きている DMO づくりには『合意形成・官民連携・地域連携を重視した推進体制の確立にあり』と（一社）八ヶ岳ツーリズムマネジメント 小林昭治代表理事は提唱する。

『気持ちは一つに、餅屋は餅屋』という発想で地域・産業一体となった活動を指揮する
（一社）金沢観光協会 八田 誠副理事長、（一社）下呂温泉観光協会　瀧 康洋会長は『段階を踏んだ動きがブランドを形づくる』とマーケティング・マネージメントで地域を支え、（株）瀬戸内ブランドコーポレーション 井坂 晋社長は宿泊施設を核とした瀬戸内７県の観光ブランド化を推進、（一社）雪国観光圏 井口智裕代表理事は部活動的 DMO で企画したファーストブランド「TIMELESSYUKIGUNI」を展開、（株）八幡平 DMO 畑 めい子社長は地域や団体を巻き込んだ『スノーリゾート』のブランディングに挑むなど、地域活性化のカンフル剤として観光振興に焦点を絞り積極的に取り組んでいる。

観光は日本経済を支える唯一、将来性のある重要な産業であり、世界を誇る観光地の形成こそが地域社会に起きているさまざまな社会問題を解決する近道なのである。

contents
16 （一社）八ヶ岳ツーリズムマネジメント 代表理事 小林昭治氏
18 （一社）金沢観光協会 副理事長 兼 専務理事 八田 誠氏
20 （一社）下呂温泉観光協会　会長 瀧 康洋氏
22　（株）瀬戸内ブランドコーポレーション　代表取締役社長　井坂 晋氏
24 （一社）雪国観光圏　代表理事 井口智裕氏
26　（株）八幡平 DMO 代表取締役　畑 めい子氏
 

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本記事は2021年6月25日号 特集の一部紹介記事です。
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