NPO法人 日本マナー・プロトコール協会が主催する「マナー・プロトコール検定」が2015年9月9日付で文部科学省の後援となった。
同検定は、正しいマナーとプロトコールの普及、啓発を目的として2003年に試験を開始し、現在までに約2万人が資格を取得しているもの。同協会は今回の許可は、検定事業を通じて、日本人として、社会人として必要なマナーやプロトコール、日本のしきたりなどを伝え続けてきたこと、12年間継続して多くの方々に受験いただいた実績等が評価されたものと考えているとしている。
マナー・プロトコール検定とは
マナー・プロトコール検定は、マナー&プロトコール(国際儀礼)に関わる知識や技能を認定する資格検定。
<各級のレベル>
1級: マナー・プロトコール検定の最高位として、知識、技能に加え品格も身につけ、様々な場面で正しい所作、振る舞いができ、広くマナー&プロトコールを指導することができるレベル。
準1級: マナー&プロトコールを総括的に捉え理解していることに加えて、しきたりや社会的なルールについても細部に渡ってその差異が理解できるレベル。
2級:マナー&プロトコールについての基礎的な知識を持っている人が、さらにブラッシュアップし、状況に応じて正しいマナーを判断できるレベル。
3級:日本人として、社会人としてこれだけは知っておいてほしいマナー&プロトコールの基本的な知識を有しているレベル。
上級検定は、マナー講師、客室乗務員をはじめ、ホテル・観光関係の方々など、マナーに精通している方や、サービスの「プロ」が目指す資格として実施している。
日本マナー・プロトコール協会とは
国際化が進む今日、生活やビジネス、国際交流の場において必要不可欠なマナー&プロトコールについて、その真髄を探求し、それらを広く普及、啓発していくことを目的として設立された特定非営利活動法人(NPO法人)。
http://www.e-manner.info/
日本マナー・プロトコール協会
「マナー・プロトコール検定」文部科学省後援決定
2015年09月25日(金)