京都ホテル観光ブライダル専門学校(京都府京都市)は 9月2日、コロナ禍で求められるホテル・マネジメント力の強化を目的に、ホテル学科 2年生を対象に「ホテル・マネジメント技能検定特別講座」を実施したことを発表した。
ホテル・宿泊業界のマネジメントスキルに対する国家検定として 2019年より認可された「ホテル・マネジメント技能検定」。3級の試験ではホテルの「収益管理力」「企画力」「課題解決力」「管理運営力」「専門知識」の 5の能力に対して、管理視点からの的確な知識と経験を持ち、判断することができる能力を有していることを判定される。
同講座では技能検定にかかわる講義のほか、練習問題や過去の問題集を反復して行なうことで実践力を身につけ、受講者全員の合格を目指し取り行なわれた。20年度の同検定 3級試験において、同校からは「学科」91.5%、「実技」87.7%の合格実績を持つ。
同校はコロナ禍でホテル業界の経営スタイルが変容し、今後さらにマネジメントに関する知識が必要とされる中、時代に即した人材を養成していく姿勢である。
昨年の特別講座開催風景