藤田観光(株)(東京都文京区)は 21年 9月14日、台湾の台北市にて全 248室の「ホテルグレイスリー台北」をオープンした。
同社の海外進出は 18年 8月開業の「ホテルグレイスリーソウル」(韓国、336室)、19年 11月開業の「ISORAS CHIKARANG」(インドネシア、214室)に次ぐ 3店舗目の展開となる。
同ホテルは台北駅から 2駅となる「MRT忠孝新生駅」から徒歩 1分の立地に位置し、同エリアは商業施設が集積する中山エリアや台北市内でオフィス密度が最も高い松江南京エリアに隣接し、日本企業のオフィスを多く構えているのが特徴である。
19階の建物で、1〜2階に商業施設、3階にフロント、ロビー、レストラン、4〜19階が客室階となる。客室はダブルルーム 104室(25m2)、ツイン 95室(25m2)、ハリウッドツイン 40室(25m2)、ユニバーサルルーム(1室)、長期滞在ルーム 4室(50m2、コネクティングルーム 2室)の構成。
全室に独立型バスルームを導入し、チェックインは 15:00から、チェックアウトは 12:00までであり、ダブルルームの価格は 1室当たり1万 9500円(税込み)にて販売する。
コロナ禍収束後の日本からのビジネス、観光需要を取り込むとともに、台湾内でのブランド認知を高め、台湾からのインバウンド誘客との相乗効果を図っていく姿勢である。
グレイスリーブランドでは 2店舗目の海外出店