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2021年10月22日号  日本フードサービス協会 2021年8月の外食産業市場動向

日本フードサービス協会 2021年8月の外食産業市場動向

【月刊HOTERES 2021年10月号】
2021年10月21日(木)
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 8月は新型コロナ感染症の爆発的拡大により「緊急事態宣言」および「まん延防止措置」の適用が全国的に拡大し、外食の営業規模はますます縮小した。本来ならば夏の最大の書入れ時であるはずのお盆休みも期待できず、台風や前線の停滞による大雨の影響が追い打ちをかけ、全体売上は“新型コロナ元年”の前年を下回った(対前年比 91.4%)。
 
 業態別では、ファストフード(FF)洋風の堅調とは対照的に、営業時間短縮と酒類提供制限の影響をもろに受けたパブ・居酒屋業態は依然として深刻な状況である。
  
 FFは、洋風と持ち帰り米飯/回転寿司が牽引し全体の売上はかろうじて前年を上回った(101.0%)。「洋風」は、テイクアウト、ドライブスルー、デリバリーの需要増大で売上 106.0%。「和風」は、オリンピック、パラリンピック、に合わせたテイクアウトキャンペーン等により売上は99.9%に踏みとどまった。
   
 ファミリーレストラン(FR)業態は、時短営業や酒類提供制限が続く中で本来の営業ができず、新たな賄賂としてテイクアウト・デリバリーに力を入れているが、売上は 79.4%(一昨年比は 59.2%)。

 パブ・居酒屋業態は、売上の主要を占める酒類の提供ができないために休業せざるを得ない店が増え、全体の売上は前年比 31.2%、一昨年比ではわずか11.2%という低水準に終わった。

 ディナーレストラン業態は、全国主要都市に適用された夜間営業の制限や、法人需要の低迷により、都市部が大きな影響を受け、売上は 75.5%(一昨年比では 50.2%)。

 喫茶業態では、時短営業地域の拡大と相次ぐ雨天の影響で売上は 91.5%。郊外やショッピングセンター立地の店舗は比較的少ない減少幅である一方、在宅勤務の定着化で都市部店舗は苦しい状況が続く。

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