定山渓万世閣ホテルミリオーネ(北海道・札幌市)は 10月 25日、11〜13階フロアおよび最上階フロアにて、サウナ付き客室や貸し切り専用サウナなどの新設をはじめとしたリニューアルを手掛けた。
地上 45mの最上階フロアにはサウナ付き客室や貸し切り専用サウナ「saunoa room」を設け、新設したサウナはサウナー専門ブランドやサウナのプロデュースを手がけるTTNEが監修したもの。
サウナ室の壁は一面大きなガラス窓で光景を眺めることができ、オリジナルのサウナベンチを配し、人の身体にフィットした曲線でストレスなく休めるよう仕上げたという。サウナは貸し切りのため好みの温度や湿度に調節して楽しむことができるのも特徴である。
11〜13階のフロアに新たに設えた 14室の温泉展望風呂付き客室は、それぞれ 80m2の広さであり、展望風呂に定山渓温泉を引き、同温泉に含まれるナトリウム塩化物泉は、塩分が肌に付着し放熱を防ぐため湯冷めしないのが人気の泉質だという。
また、サウナ付き客室と温泉展望風呂付き客室の利用のゲストのみが利用可能な食事処「Kukusa」を新設し、自家製の梅干しで味付けする酢の物やヤーコンの自家製漬物など、道内でも珍しい食材を使用した季節会席膳を提供する。
同ホテルを運営する(株)萬世閣代表取締役社長の浜野清正氏は「お客様に喜んでお帰りいただくことが社員の喜びです。まだまだ改善点はあると思いますが、さらにご満足いただけるようなサウナにしていきます」と述べる。
サウナ付き客室、ゆったりと休めるオリジナルのサウナベンチを配した