客室の「アレキサンダースイート」
ハイアットホテルズコーポレーション(本社・米国イリノイ州)は 12月 1日、オーストラリアのメルボルンにて全 277室の「ハイアットセントリック メルボルン」をオープンした。
同社は 9月30日時点で 69カ国 1000以上のホテルやオールインクルーシブ施設を展開しており、11月 1日のアップル・レジャー・グループの買収に伴い 10カ国 96施設が新たに加わっている。
同ブランドではオーストラリアで初進出となり、25階建てでアーキテクタス・オーストラリア社とヘッカー・ガスリー・インテリア社が設計し、ヒッコリー社が建設したもの。
25階「TOMAレストラン&バー」ではビクトリア州の食材を使った地中海スタイルの料理を提供し、市街・ヤラ川・サウスバンクのパノラマビューを楽しみながら食事ができる。
付帯施設は 25メートルのプールや 24時間営業のジムなどを備えたウエルネス施設や会議室などを備えている。
ほかにも、地元のアーティストや食品メーカーともコラボレーションし、ストリートアートの展示、コトルコーヒーの提供、スタースミスのバス用品を取りそろえ、パジェントのファッションウェアをホテルスタッフのユニフォームとして用いている。
ハイアットアジア・パシフィックグループプレジデントのデイビッド・ユデル氏は「オーストラリア国内および海外の移動が緩和されつつある中、メルボルンとそのコスモポリタン・スピリットを発見するために訪れる近隣や遠方からのお客さまをこのホテルにお迎えできることを楽しみにしています」と述べる。
「TOMAレストラン&バー」では地中海スタイルの料理を提供