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TAROフランス取材レポート:ザ・ペニンシュラパリ宿泊記

ザ・ペニンシュラパリ宿泊記~東洋と西洋、伝統とモダニティが溶け合う、正統派のホスピタリティーと究極のフレンチラグジュアリーに包まれる至福のステイ

2022年04月13日(水)
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ヴェルサイユ宮殿やルーブル美術館の修復に携わったフランス屈指の職人達により計6年の歳月をかけて元の姿を取り戻した歴史的遺産

 芸術、文化、音楽においてパリが最も栄えたベル・エポック期を含む約30年間に渡り、 世界の著名人や文化人を迎え、2009年までフランス外務省による国際会議場として使用されていたこの建物は、『ザ・ペニンシュラパリ』として生まれ変わるまで6年の歳月がかかった。『ホテルマジェスティック』が前身だったその姿は、クラシカルな外観はそのままに、ホテルの建築に2年、修復には4年の歳月をかけて完成された。
 
 大理石、モザイクタイル、天井や壁のタイル、木彫、石細工、絵画、金箔仕上げなど何世代にもわたりルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿の修復などに携わっている家族経営のフランス屈指の職人による伝統的な技法で細部にわたり丁寧に修復された。
 

天井装飾、木彫、金箔の仕上がりの修復を終えた「ル・ロビー」
天井装飾、木彫、金箔の仕上がりの修復を終えた「ル・ロビー」

豪華なエントランスホールの大階段
豪華なエントランスホールの大階段

シガーバーの天井のフレスコ原画
シガーバーの天井のフレスコ原画

 

桁外れに贅を尽くしたホテル最高峰「パラス」の自信と誇り、人気と信頼を裏付ける華やかな受賞歴

 100年以上もの間、二つの大戦を生き延び、破壊されることなくほぼ原型を留めながらも新しく生まれ変わった『ザ・ペニンシュラパリ』の建物は、93室のスイートルームを含めた全200室の客室を保有するパリ有数の豪華さを誇るだけではなく、パリ市内で「パラス」の称号を持つ数少ないホテルの中では群を抜く広さを持っている。

 2016年7月、『ザ・ペニンシュラパリ』は、開業2周年を前に「パラス (Palace)」の認定を授与された。フランスのホテル格付けの最高ランク(数少ない5つ星以上)のホテルに与えられるこの「パラス」の称号を得るには、既にホテルとして5つ星を獲得していること、最高の快適性やサービスを提供していることなど、数多くの厳しい審査基準をクリアする必要がある。「パラス」を得ることはまさに最高の名誉だ。

 『ザ・ペニンシュラパリ』は、ザ・ペニンシュラホテルズのグループとして10店舗目にあたり、さらに記念すべきヨーロッパ進出1号店として2014年8月1日に現在の場所に開業した。ザ・ペニンシュラホテルズは、1928年に香港で産声をあげて以来、東洋と西洋の良さが融合する極上のおもてなしに定評があり、長きにわたり最高級ホテルとして世界中のラグジュアリーなゲスト達を手厚くもてなし、彼らの誇りを満たしてきた。

 そのザ・ペニンシュラホテルズは、2019年、ラグジュアリーな旅とライフスタイルの世界的権威である「フォーブス・トラベルガイド」でグループの全ホテルが栄誉ある5つ星を獲得。「フォーブス・トラベルガイド」の61年の歴史上、このステータスを達成したのはペニンシュラが世界のホテルグループで唯一であり、初の快挙だ。

 また、去年の2021年、今回宿泊した『ザ・ペニンシュラパリ』は旅行誌の権威であるコンデナスト・トラベラー誌(Condé Nast Traveler)2021年リーダーズ・チョイス・アワードのパリのベストホテル部門で1位を受賞している。

「光の都」パリならではの究極のエレガンスとラグジュアリーと出会える『ザ・ペニンシュラパリ』
「光の都」パリならではの究極のエレガンスとラグジュアリーと出会える『ザ・ペニンシュラパリ』
アベニュークレベールを見守るエントランスの獅子像
アベニュークレベールを見守るエントランスの獅子像
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