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2022年9月2日号 全国縦断マーケット調査 愛媛県

全国縦断マーケット調査 愛媛県

【週刊ホテルレストラン2022年09月02日号】
2022年09月01日(木)
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天下の名城・松山城

愛媛県観光入込数は、コロナ前の 2019年には県内外合わせて 2600万人が訪れている。県内地域別にみると、松山地区が最も多く1100万人その内県外は 580万人を占める。松山地区のシンボルは温泉とともに松山城の存在が重い。松山城は市の中心部に本丸と二ノ丸、三の丸を構える平山城で、日本三大平山城の一つ(他の二つは津山城と姫路城)。山頂の本壇にある大天守閣は日本に現存する 12ヶ所の天守の一つ。当城の創設者は加藤嘉明。嘉明は秀吉に見出され、賤ケ岳の会戦で活躍した。その後 1600年の関ヶ原の戦いで家康に従軍し、戦功を認められ20万石を与えられた。その時居を新城下に移し、初めて“松山”の地名が公にされた。その後城主は変わり蒲生忠知が入城したが病没し、その後に松平定信が桑名から封じられ 15万石が与えられ、幕末まで続いた。今では全国にその城姿のよさを認められ名城として知られている。

人口当たり工業出荷額は全国 14位

愛媛県の面積は 5676.1km2で全国 26位と、三重県より小さく、愛知県より大きい。人口は 135.6万人で全国 27位。山口県より大きく、滋賀県より小さい。年齢構成をみると、14歳以下の幼年人口は 11.7%、15~64歳の生産年齢人口は 55.6%、65歳以上の老年人口は 32.7%で、全国と比較すると、高齢化が進んでいる。県民分配所得は 3.6兆円で全国 27位。一人当たり所得は 265.8万円であり、全国で岩手県に次いで 33位となっている。産業別構成比をみると、第 1次産業は 2.2%、第 2次産業は 30.1%、第 3次産業は 67.7%で、全国平均と比べると第 2次産業比率が高い。工業出荷額は 4.3兆円で全国 26位、人口当たりは 314.7万円で全国 14位となっている。

ホテル客室数は停滞

飲食店数は 14年で 6639店。内訳をみると、食堂・レストランが574店で8.6%、専門料理店が1512店で22.8%を占める。その中で多いのは日本料理店の 478店で 7.2%を占める。次いで中華料理店が 424店の 6.4%と続いている。そのほか、すし店が 248店(3.7%)、そば・うどん店が 300店(4.5%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1189店(17.9%)、酒場・ビアホールは 1250店(18.8%)と多く、両者で 36.7%を占める。以上のほか喫茶店は 1125店(16.9%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は 419店(6.3%)である。09年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は 685店である。ホテル・旅館の施設数は19年で 438軒、客室数は 1万 6443室で、2010年からの伸び率をみると、施設数は全国の▲ 10.4%に対して当県は▲22.3%、客室数は全国の 10.9%に対して当県は 1.0%の伸びで、ともに平均を下回っている。

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