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データファイル 日本フードサービス協会 2015 年8 月の外食産業市場動向 

前月に続き、売り上げは前年を上回る

【月刊HOTERES 2015年10月号】
2015年10月23日(金)
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 日本フードサービス協会(JF)による2015 年8 月の外食産業市場動向調査がまとまった。
 
 8 月は、多くの地域で猛暑に見舞われた上旬を中心に夏休み需要が堅調に推移し、中旬以降は前線や台風の影響で客足が少し鈍ったものの、引き続き客単価が上昇していることもあり、外食全体の売り上げは103.2%と2 カ月連続で前年を上回った。
 
 業態別では、ファーストフード(FF)業態の全体売り上げが104.1%と前年を上回った。洋風は、夏休みのファミリー需要を捉えて好調だったほか、鶏肉問題などの影響が徐々に薄らぎ、売り上げは105.7%と回復した。和風は、新メニューの投入やテレビCM 等の販促が奏功し、売り上げは110.3%となった。麺類も、夏メニューやメディア露出などにより、売り上げは104.6%と堅調。持ち帰り米飯・回転ずしは、店舗数の減少と中旬以降の天候不順などが影響し、売り上げは前年を下回った。そのほかは、「カレー」は販促が奏功し引き続き好調の一方、「アイスクリーム」が後半の気温低下などにより振わず、結果として客数と売り上げが前年を下回った。
 
 ファミリーレストラン(FR)業態全体の売り上げは103.6%と、28 カ月連続して前年を上回った。月後半は前線や台風の影響で客数は伸び悩んだが、堅調な客単価に支えられ、すべての業種で売り上げが前年を上回った。中でも焼き肉は、夏休みのファミリー需要を捉えて好調に推移した。
 
 パブ・居酒屋業態は、「パブ・ビアホール」が、ビアガーデンなどで後半の天候不順が影響したところもあったが、上旬の好天や販促イベントにより売り上げは前年を上回った。「居酒屋」は引き続き店舗削減により、客数と売り上げは前年を下回った。
 
 ディナーレストラン業態は、大型店の出店効果や訪日外国人などのインバウンド効果もあり、売り上げは昨年3 月以降堅調に推移している。
 
 喫茶業態に関しては、月後半の天候不順が客足に影響したが、キャンペーンの実施等により売り上げは前年を上回った。


 

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