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トップインタビュー  ㈱ダイニングイノベーション  代表取締役社長  西山 知義 氏

日本の食文化を“ 感動”と共に 世界へ伝える

【月刊HOTERES 2015年11月号】
2015年11月06日(金)
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今夏、2 年半で100 店舗出店を成し遂げたダイニングイノベーション代表取締役の西山知義氏。社内はもちろんのこと、社外の外食経営者たちからの信望が厚いことでも有名だ。「日本の食文化」を世界に紹介することを今後強化していきたいと語る西山氏の今、そして今後について伺った。
 
取材 毛利 愼 文 飯野耀子

この度は100 店舗出店(2015 年8 月3 日出店、「しゃぶ里エキスプレス ラッフルズシティー店(シンガポール)」)おめでとうございます。2 年半で100 店舗出店は牛角の出店速度を上回る快挙と話題ですが、このようにスピード出店されていることには何か理由がおありですか?
 
 理由というよりも人、物、資金といった経営資源がそろったところからダイニングイノベーションを始めていることがそれを可能にしているといった感じでしょうか。特に資本が自社資本一本ということや既にノウハウもデータがあることも大きいと思います。後は各社、それぞれ社長がいますから、彼らが自主的に経営を進めていることが展開を早くしている面もあると思います。そういった意味では海外については基盤作りに多少時間がかかりましたが、現在ではそれも整い、これからは海外も早いスピードで展開していけると思っています。
 
各社に社長がいらっしゃるということですがおのおのの社長と西山社長との関係性はどのようなものなのでしょうか?
 
 まず業態開発の点に関しては、私が最も得意とするところでもありますし、また立地や市場についてもデータを持っていますからおのおのの社長と共に話し合って作り上げていきます。コンセプト作りですね。それが出来上がった後のオペレーションなどは各現場が行なっています。また決済に関しては店舗を出店する際に各社長から事業計画書を提出してもらっていますので、それと照らし合わせながら、週一回の会議を持ち、モニタリングやアンケートの結果、各項目の目標達成値などの報告を分析し、いかにして目標を達成するか?といったことを話し合いながら判断します。その他、採用などは各社で行なっています。基本的にどの会社も上場を目標に事業を進めていますので、私はインキュベーターとファンドが一緒になっているような存在だと思います。
 
全社上場ですか! すごいですね。
 
 せっかく働くならご褒美があった方がいいでしょ(笑)? 私は各社の社長をスターにしたいと思っているんです。ですから現在はグループ会社に対してのみの支援ですが、今後は外部の企業への支援もご縁があればやりたいと考えています。

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