観光庁は1月31日、「宿泊旅行統計調査」の2023年12月分第1次速報を発表した。これによると同月の延べ宿泊者数全体は5149万人泊(2019年同月比9.3ポイント増)となった。
このうち、日本人延べ宿泊者数は3935万人泊(同3.7ポイント増)、外国人延べ宿泊者数は1214万人泊(同32.2ポイント増)の結果となった。前年同月比では全体9.4ポイント増、日本人利用4.5ポイント減、外国人利用106.6ポイント増と、外国人利用の倍増により全体増へとつながった。
同調査における客室稼働率の項目では全体57.9%(2019年同月差0.8ポイント減)、旅館35.3%(同0.3ポイント増)、リゾートホテル52.5%(同0.1ポイント減)、ビジネスホテル69.6%(同2.0ポイント減)、シティホテル71.4%(同4.6ポイント減)、簡易宿所22.5%(同7.9ポイント減)となった。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp