観光庁は2月29日、「宿泊旅行統計調査」の2024年1月分第1次速報を発表した。これによると同月の延べ宿泊者数全体は4788万人泊(2019年同月比12.2ポイント増)となった。
このうち、日本人延べ宿泊者数は3601万人泊(同7.6ポイント増)、外国人延べ宿泊者数は1187万人泊(同28.9ポイント増)の結果となった。前年同月比では全体21.2ポイント増、日本人7.7ポイント増、外国人96.0ポイント増と、外国人利用の倍増が大きく全体に影響することとなった。
同調査における客室稼働率の項目では全体51.7%(2019年同月差2.3ポイント減)、旅館29.7%(同4.2ポイント減)、リゾートホテル47.0%(同4.6ポイント減)、ビジネスホテル63.1%(同3.2ポイント減)、シティホテル63.4%(同5.7ポイント減)、簡易宿所20.6%(同4.9ポイント減)となった。
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテルデータファイル 観光庁/宿泊旅行統計調査
観光庁、2024年1月分「宿泊旅行統計調査」第1次速報を発表
2024年03月01日(金)