2015年11月における全国の稼働率について集計がまとまった。
同月の全国の平均客室稼働率は82.9%で、対前年月比で0.1 ポイント減少し、定員稼働率は72.9%で変化なしであった。
インバウンドの追い風が吹く中、久方ぶりの稼働減となった。要因として、休前日が昨年と比べて少なかったことに加え、邦人・インバウンドともに直前での予約キャンセルの傾向が見られるようになったことが挙げられる。
本誌では15 年11月の全国主要都市の客室稼働率を地域別に掲載している。今回は四国エリアについて、その要因である各ホテルのコメントを紹介する。
【四国エリア】76.8%(0.5 ポイント減少)。
松山は「前年は2 度の3 連休があったが、本年は飛び石となっており、稼働・ADRともに減少した。また定員稼働率の数字にも反映されているが、ダブルユースの減少が著しくADR を大幅に落とす要因となった」。高松は「ネット予約からの個人予約の大幅減少、複数各予約は増」。
「全国稼働率調査」記事詳細は12月25日号にて。実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
ご注文フォームはこちら
https://www.hoteresonline.com/hoteres/application/input/78