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SPECIAL INTERVIEW  学校法人服部学園理事長、服部栄養専門学校校長 服部幸應氏

自然災害、テロなどの脅威に常日ごろからの注意を怠らないようにしよう

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月08日(金)
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130 人の命が奪われたパリでの同時多発テロ。仏全土に非常事態宣言が出された。気の毒としか言いようがない。いつわが身に起こるとも限らない。2020 年には東京オリンピック・パラリンピック。テロリストたちの侵入には万全か。新しい年を迎えるにあたり、フランスにことのほか友人が多い服部学園理事長の服部幸應氏にお話を伺った。                      構成/文・本誌 松沢良治
 
テロは日常生活に対してのもの
 
 3.11 から日本はもうすぐ5 年になります。自然の恐ろしさ、原発の恐ろしさをまざまざと見せつけられた災害でした。その傷も癒えないうちに日本ではありませんが、今度は花の都のパリでのテロです。パリは世界有数の観光地。昨年は8370 万人の観光客がフランスを訪れました。世界でトップです。それがテロに襲われ全土に非常事態宣言が出されました。フランス行きの旅行はすべてストップです。どれほどの損害になるか見当もつきません。
 
 先般フランス大使にお会いしました。大使は私に向かって「みんなで楽しく食事をしたり、お酒を飲んだり、笑ったりする日常の生活がなくなりました。テロはそういう日常生活が許しがたいのです。楽しい生活は彼らにとっては許すことのできない仕業なんでしょう」とぽつりと言いました。
 
 確かにそうです。何も政治体制、思想・信条などに向けてだけのテロではないからです。
 大使はこうも言いました。「負けてはいけない。哀悼の意を表しながらも日常と変わらない生活を送ることが大事です。キャフェなどに集い自然にいつもの通りやっています、ということがテロに対する復讐なのではないでしょうか」
 
 対決姿勢として日常生活を続けることが重要だと強調しました。それが彼らに対抗する復讐にあたると。

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